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闇バイト撲滅へ啓発 熊谷農業高校生呼びかけ

買い物に来た高校生のグループ(左)に闇バイトへの注意を呼びかけるチラシなどを手渡す県立熊谷農業高校の生徒たち(中央)=20日、熊谷市本石のイオン熊谷店

 

 熊谷署(笹森幹人署長)は20日、熊谷市本石のイオン熊谷店で、闇バイト撲滅と特殊詐欺、万引の被害防止キャンペーンを行った。啓発活動には、管内にある県立熊谷農業高校の1、2年生18人が参加。来店客にチラシなどを配り、注意を呼びかけた。
 活動には、同署の防犯キャラクター「ポリ熊」の着ぐるみも登場。「NO!闇バイト」といった言葉がポリ熊の写真とともにプリントされた3種類の缶バッジも初めて製作され、生徒や同店の従業員がベストなどに付けた。
 同署管内では、2024年の自転車盗と万引の認知件数が、23年に比べて増える見通し。特殊詐欺の被害も拡大しており、速報値は前年比で19件多い46件、被害額は同1億2049万円増の2億545万円となっている。
 キャンペーンに協力した同校生徒会長で2年生の福島盛和さん(16)は「アルバイトをするときは、きちんとした会社かどうかを調べてから申し込みたい」と警戒。同署は「闇バイトに応募してしまったと気付いたら、一人で悩まず警察に相談してほしい。皆さんの身の安全は、しっかり守ります」としている。

 

=埼玉新聞2025年1月22日付け11面掲載=

 

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学校の特徴 ~学校からのメッセージ2024~

豊かな自然の中で、生徒たちが協力して「ものづくり」に励み、作る喜び、協力する喜び、完成する喜びを味わっています。部活動も運動部・文化部ともに盛んです。農業高校ならではの「農業クラブ活動」も活発に行っています。

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