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陸上五輪代表・青木選手が久喜市長訪問

「夢追うきっかけに」

梅田修一市長を表敬訪問し、記念撮影する青木涼真選手(左)=久喜市役所

 

 パリ五輪の陸上男子3000㍍障害に出場した久喜市出身の青木涼真選手(27)が10月30日、梅田修一市長を表敬訪問した。地元の応援に感謝した青木選手は「子どもたちが夢を追うきっかけになる選手になれたら」と語り、4年後に向けて決意を新たにした。
 青木選手は市立東鷲宮小学校と鷲宮東中学校を卒業し、県立春日部高校から法政大に進学。4年連続で箱根駅伝に出場し、2年時には5区で区間賞を受賞した。現在はホンダ陸上部に所属し、東京五輪にも出場している。
 パリ五輪では、決勝には進出できなかっものの気迫のこもったレースを見せた。「けがで良い状態ではなかったが、やれることはやったので、それも含めて実力。打ちのめされた」と振り返った。日頃から大きな応援を感じているといい、「自分も恩返しをして、子どもたちが夢を追うきっかけになる選手になれたら。しっかり休んで、次のロス五輪にも出場できるよう頑張りたい」と抱負を語った。
 梅田市長は「青木選手の伸びしろはまだまだある。さらに高い目標を持ってチャレンジし、これからも活躍してほしい」とエールを送った。

 

=埼玉新聞2024年11月14日付け18面掲載=

 

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