講義をする関東電気保安協会の高橋亮さん=熊谷市小島の県立熊谷工業高校
関東電気保安協会埼玉事業本部(さいたま市中央区)は、熊谷市小島の県立熊谷工業高校で「電気安全教室」を開催した。
同協会は毎年、県内の工業高校を対象に電気安全や実際の業務についての実習を踏まえた出前授業を行っており、今回もその一環。同校電気科の2年生27人を対象に、講義と実習を行った。また、同校卒業生で、現在同協会で働いている職員も講師として参加。質疑応答では「仕事をしていく上で気を付けている点は」など、学生から社会人に向けた率直な質問が飛び交った。 同協会広報担当の高橋亮さんは「授業ではあまり扱わない試験器などを使用した授業は、とても良い経験になったと思う。同校の卒業生が講師となり、親切丁寧に楽しく授業を進めることができた」と振り返った。
=埼玉新聞2024年2月10日付け13面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ~
3学年になると工業系の就職を目的とした専門技術コース(専門科目重視)と4年生大学等への進学を目的とした4大進学コース(数学・物理・英語等の科目を重視)に分かれます。また工業に関わる知識と技術を学ぶべく、実験、実習等の体験的な学習に傾注しています。全科で情報化社会に対応できる技術者となるよう、情報処理技術の学習も行います。最新のCAD、マシニングセンタ、3Dプリンタ等もあり、最先端技術も学びます。
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