理想のまちづくりに関して、清野和彦市長(中央)と意見交換する高校生たち=28日午前11時ごろ、秩父市役所
高校生と清野和彦秩父市長が秩父の未来について語り合う「秩父ゆめ会議」が28日、秩父市熊木町の市役所で行われた。県立秩父高校、秩父農工科学高校、小鹿野高校、皆野高校、秩父特別支援学校の生徒計22人が参加。秩父の「推し」をテーマに、地元愛あふれるまちづくりの促進について、熱い議論を交わした。
同イベントは5月の清野市長就任以来、初めての取り組み。開会あいさつで清野市長は「人口減少を始め、秩父地域には多くの課題が山積しているが、どんな時代でも夢があれば前に進める。この機会を通して、若者視点で捉えた『秩父ならではの良いところ』を発表してもらい、今後のPR活動に役立てていきたい」と思いを語った。
生徒たちは、各校混合の4班に分かれて意見交換。市職員は各班を回り、若者が描く理想の地域づくりの提案に、真剣に耳を傾けていた。
最後の発表の場で生徒は、「祭り」「自然」「グルメ」に関する秩父の推しを紹介し、「写真スポットなどをたくさんつくって、観光客らにSNS(交流サイト)に上げてもらう」、「観光地などにプレイパーク(子どもたちの遊び場)を増やす」「秩父の日本酒を使った新グルメを開発する」などの提案を行った。
=埼玉新聞2025年7月29日付け11面掲載=
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