看護師の指導の下、病棟看護体験を行う高校生=11日午前、戸田市本町の戸田中央総合病院
毎年5月12日の「看護の日」を前に戸田市本町の戸田中央総合病院で11日、健康について知ってもらおうと「看護まつり」が開かれた。地元高校生が病棟看護体験を行った。
看護まつりは2019年以来、5年ぶりの実施。手洗いチェックや身長体重、血中酸素濃度計測、骨密度計測、理学療法士による健康体操などが行われ、大勢の市民らが日頃の健康について考えた。
看護体験には8人の高校生が参加し、病棟で看護師の指導の下、血圧測定や患者の足浴、手浴、車いす移送などを体験。患者のもとを訪れながら、普段の仕事の内容や、注意すべき点、患者とどのように接するかなど、担当看護師の現場の声に耳を傾けていた。
体験後、懇談も行われ、指導を担当した看護師は「本日の体験を通じ、看護師の道を知り、興味を持ってってほしい」と呼びかけた。
体験に参加した県立川口東高校2年の矢内明音さん(16)は「全てが知らない体験ばかりで楽しかった。将来はどんなことにも対応できるかっこいい看護師を目指す」と話す。同2年の原佑樹さん(16)は「やりがいのある仕事。高齢の患者さんに寄り添い話しかける姿勢など、心配りがすごかった。人との関わりを大事に、温かみのある看護師になりたい」と話した。
=埼玉新聞2024年5月12日付け6面掲載=
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