川越市郭町の川越市立美術館で3日から7日まで、市内高校生の力作を集めた3校美術部展が開かれた。6回目の今春は、県立川越高校と同川越工業高校、市立川越高校が参加した。
市内高校美術部員らの作品を紹介した3校美術部展=3日、川越市郭町の川越市立美術館
市内の高校美術部展は、2017年に初めて行われ、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となった20年を除き、毎年春に開催されてきた。今回は美術館の市民ギャラリーに、参加3校の美術部員らが制作した絵画や立体作品など計85点を展示。今夏に鹿児島県で実施される全国高校総合文化祭への出品が決まっている川越高3年生の横山大嗣さんの映像作品「MECHA MECHA MECHA!!!」も紹介された。
生徒たちにとって、この展覧会は秋の県高校美術展と並ぶ目標となっているという。川越工高で部長を務める2年生の鎌田瑞衣紗さん(16)は「新しい作品を見てほしくて、4月に入ってからアクリル画を描いた」と語る。実行委員で同高顧問の六田貴之教諭(54)は「高校生の興味や考えていることが、ストレートに反映されている。彼らのみずみずしい感性を楽しんでいただきたい」と話した。
=埼玉新聞2023年5月6日付け11面掲載=
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