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高校生書道 力作773点 近代美術館で30日まで

107校773点の力作が並ぶ第64回高校書道展(同展実行委員会提供)

 

 第64回高校書道展(県高校総合文化祭 県芸術文化祭2025協賛、県教育委員会、県高校文化連盟、県高校書道教育研究会主催、埼玉新聞社など後援)が26日、さいたま市浦和区の県立近代美術館で始まった。県内107校から昨年より17点多い773点の作品が展示される。30日まで。
 展示されるのは授業や部活動で制作された漢字、仮名、漢字仮名交じりの臨書、篆刻(てんこく)、刻字、創作作品など。180×60㌢の大きな作品から短冊状の小作品まで、高校生の力作が並ぶ。
 同展は来年7月に秋田県で開催される〝文化部のインターハイ〟といわれる全国高校総合文化祭代表選考を兼ねており、25日に行われた審査で県代表作品14点を選出した。
 審査員の一人で県高校書道教育研究会の中野耕嗣理事長(59)は「今年からサイズが小さくなったので、表現、表具、料紙に工夫された作品があり、大変良かった。臨書作品から創作までいろいろな表現を、高校生が日々努力を重ねて仕上げたことに感動を覚えた」と話した。
 展示時間は午前10時~午後5時半(最終日は同3時)。入場無料。

 

=埼玉新聞2025年11月27日付け10面掲載=

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