千葉ロッテの小島和哉投手が並木正年市長(左)を表敬訪問した=4日午前、鴻巣市役所
鴻巣市出身のプロ野球千葉ロッテの小島和哉投手(27)が4日、鴻巣市役所に並木正年市長を表敬訪問した。今シーズン、10勝(6敗)の成績で1億円プレーヤーの仲間入り。「結果には満足していない。来年は防御率2点台前半くらいはいきたい」と決意を新たにした。
小島投手は左投げ左打ち。身長177㌢、体重85㌔。鴻巣市立箕田小学校―同市立赤見台中学校(行田リトルシニア)―浦和学院高校―早稲田大学と進み、2018年のドラフト3位で千葉ロッテ入りした。浦和学院では1年生の秋からエース。2年生の春の選抜大会で優勝を果たした。
今シーズンを振り返って、「10勝6敗の成績には満足していない。開幕投手を任されたが、予定の投手がWBCの影響で投げられず、代役という感じだった。防御率(今年は3・47)も2点台前半はいかないと。1億円プレーヤーになり、もっと野球を極めたい気持ちを強くしている」と冷静に分析した。
並木市長は「鴻巣市出身のプロ野球投手として、一流の世界で活躍されていることをうれしく思う。野球少年たちも、小島投手を目標として頑張ってくれると思っている。来年もさらなる飛躍を」とエールを送った。
鴻巣市出身のプロ野球投手ではほかに、同じ左腕で行田リトルシニアの後輩になる阪神タイガースの桐敷拓馬投手(24)がいる。
小島投手は「今年、阪神との交流戦で、甲子園で桐敷投手と投げ合っている。同じ世界にいる桐敷投手はいい刺激になっている。お互いにしっかり頑張っていこうと思う」とも話した。
=埼玉新聞2023年12月5日付11面掲載=
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