埼玉新聞社 高校受験ナビ

1、2年生対象学校説明会・参加レポート 久喜高校

2026年4月1日配信

創立108年を迎える伝統校

説明会の早期実施で女子校の魅力伝える

 

 3月28日、県立久喜高校で、中学2年生以下対象の「第6回学校説明会」が開催されました。例年、説明会は6月頃から始まりますが、「久喜高校がどんな高校なのかを早く知って欲しい」という想いから、学年が切り替わる直前である3月実施が実現しました。

 

 

後悔のない高校3年間を過ごそう

 上田誠治校長は会の冒頭の挨拶の中で、「高校の3年間はあっという間」、「なんのために高校に行くのかを今から考えて欲しい」と話しました。そして、「こういうことを頑張りたい」という思いを持って高校選びをする重要性を参加者に語りかけました。

 続いて生徒会長が生徒代表として登壇し、「勉強・部活・行事に全力で取り組める」という同校の良さを紹介しました。また、異性の目を気にせずに自分の個性を表現し、気兼ねなく友達と趣味を共有できるといった、女子校の利点についても話しました。

 上野康弘教頭は、学校概要の説明の中で、クラス分けについて触れ、高1、2年次の7クラス編成が、3年生になると8クラス編成に変わり、よりきめ細かい指導が可能になると話しました。そして、令和9年度から変わる入学者選抜制度(入試)について、県の発表資料を元に、調査書・面接・学力検査などの観点から情報提供を行いました。

 

学校全体に浸透する「進路のサポート体制」

 進路指導部の教員は、同校の進路指導の特徴を挙げました。中でも、指定校推薦枠に関する情報を、校内掲示で在校生に対して積極的に発信・共有している点や、小論文添削指導のために国語科の教員を1クラスに1人を担当として割り当てるなど、手厚いサポート体制を強調しました。

 参加した中学生向けの内容では、来年度入試から導入される面接に関する資料として、同校制作の「未来デザイン・ワークシート」の説明がありました。このシートには「自分の強みは何ですか」などのような、自己理解を深める質問が書かれていて、自己評価資料を書くための材料を、スモールステップで見つけられるように設計されていました。

 

特色ある久喜高校の施設

 説明会の終了後、グループに分かれての施設見学が行われました。同校は環境整備にも力を入れていて、施設へのこだわりから、教育活動の一端を垣間見ることができました。

 まず、一際目を引くのが、卒業生の寄付によって、教室と特別教室の全てに設置された電子黒板です。生徒側の視認性の向上だけでなく、従来の黒板やプロジェクターも併用することで、授業のバリエーションが増えるという利点があり、先生方の授業の研鑽にも役立てられています。

 また、土のグラウンドが基本の公立高校には珍しい天然芝のグラウンドもあります。校舎は緑豊かで自然に溢れ、落ち着いた心で高校生活を送ることができます

 そして、2階の廊下には、指定校推薦枠の一覧が掲示されています。評定平均が掲載されているだけでなく、それまでの応募状況が反映されていて、あと何名分の枠が残っているかを生徒自身で確認することができます。また、自習に利用できる学習室は、平日の7:30~19:00、土曜日(指定日)の9:00~17:00で利用が可能です。赤本や学校案内なども閲覧でき、ブースで仕切られたタイプの新たな学習席も設置されました。

 

 久喜高校の手厚い進路サポートや、積極的な環境整備から、高い「生徒ファースト」の精神を感じました。それが生徒に安心感を与え、明るく開放的で、愛校心溢れる校風につながっています。整った環境で、腰を据えて将来の進路を選ぶのに、久喜高校は理想的な環境と言えるでしょう。(文 野口純)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

創立100年の歴史と伝統を誇る女子校です。大正8年の開校以来、卒業生は2万8千人余。教育、医療、福祉、芸術等の分野で、人々の幸福や社会の発展に貢献する人材を多数輩出してきました。「困難にもくじけぬ何事にも頑張る心」と「思いやりや優しさを大事にする心」を「なでしこの心」と呼び、この心を大切に育て、21世紀の新しい時代をしなやかに力強く生きる力と豊かな心を育む教育に取り組んでいます。

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