パフォーマンスを披露した川口市立高校書道部員ら(川口署提供)
110番の適切な利用について知ってもらおうと、川口署は9日、管内のアリオ川口(川口市)でキャンペーンを実施した。川口市立高校の書道部が駆け付け、書道パフォーマンスを通じて正しい110番通報を呼びかけた。
同署によると、昨年1~11月の期間で県警が受理し、同署が指令を受けた110番通報は約3万2千件で、県内全39署の中で最多。1日当たり約100件の指令を受けていることになる。その中には一定数の緊急性がないものがあり、通報がひっ迫すると警察活動に支障が出る場合があるとして、県警は緊急性のない相談などは警察相談専用電話「#9110」の活用を呼びかけている。
書道部員らはこの日、9人で巨大な半紙に「私たちの暮らしの安全を守る適切な110番を」などのメッセージを書いた。部長の長谷川彩さん(17)は「書道を通じて110番通報の大切さを伝える手伝いができた」と話し、同署の浦住健一地域課長は「110番は警察官がいち早く現場に駆け付けるための緊急ダイヤル。適正な利用に協力をお願いいたします」と訴えた。
=埼玉新聞2024年1月18日付け10面掲載=
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学校の特徴~学校からのメッセージ~
難関大学への進学を目指す「特別進学クラス(特進クラス)」を編成。令和4年度より文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」 事業の指定を受ける。先進的な理数教育を実施し、高大接続についての大学との共同研究を推進。ネイティブ英語教員CIR(国際交流員) チーム9名とのティームティーチングにより、「話す」「書く」力を養成。平日は7時30分~20時まで、土日も9時~16時まで自習室を開室。
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