地域とつながり 最後まで
皆野町大渕の県立皆野高校(生徒数3年生24人)の学校行事や地域の話題、生徒の取り組みなどを同校ホームページ内のブログで紹介する「毎日更新・輝く皆高デイリーニュース」が、17日の更新で1000日目に達した。2023年5月25日の投稿以降、土日祝も含めて1日最低1記事、毎日書き込みが行われている。同校は県立秩父高校との学校統合により、本年度末で創立60年の歴史に幕を閉じる。教員は3月31日(1042日)まで、一丸となって発信を続ける予定という。

輝く皆高デイリーニュースは、コロナ禍に入った19年以降に開設。臨時休校が続いても、ネット配信を通して教員、生徒、地域住民とのつながりを維持しようと、2日に1回くらいのペースで教員が投稿を行っていた。
「皆高の自慢は、ブログがほぼ毎日更新されていることです」と発表する生徒や、「毎回、記事に一番最初に『いいね』ボタンを押しています」という保護者の声を耳にした浅見和義校長(65)は「これだけ反響があるのなら『ほぼ』ではなく『毎日』更新を続けよう」と、教員に呼びかけた。
校長、教頭、教諭が連携し、23年5月25日のタイトル「絵手紙が展示されています」から始まったブログは、「速報・SL車内販売が新聞に掲載」「新井涼平先輩(やり投げ選手)アジア選手権大会出場」「秩父音頭まつりがやって来る」など、高校や地域自慢を日々更新した。
教員以外はホームページのアクセス権を持たないため、生徒の気持ちや意見は教員が代弁して発信している。ホームページの閲覧数は多い時で月30万件を超えているという。
浅見校長は「生徒数、教員数が年々減少し、教育活動の継続が難しくなっている時代だが、今回の1000日達成は、投稿を休まず続けてきた私たち教員の大きな励みになる。皆高生の最後まで頑張っている姿を、今後も皆さんと共有していく」と語る。
3月7日の最後の卒業式後も、学校が存在する3月31日まで、卒業生の足跡などが日々更新される予定。

=埼玉新聞2026年2月19日付け11面掲載=
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