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POP広告で商店応援ー幸手桜高校

POPを作成し地元商店と交流を深める県立幸手桜高の生徒

 

 地元商店を応援しようと、幸手市北1丁目、県立幸手桜高校(出井孝一校長)の生徒が授業の一環で、商店をPRするPOPを作成、各店舗に手渡し、店主らと交流を深めた。

 POPは同校と市商工会が連携し生徒が作成。同校生徒40人が商業の科目、広告・販売促進を学ぶ一環としてPOP作成に取り組んだ。

 生徒は商工会に加盟する店舗の中から、PRしたい店を選び、PRポイントなどを調査。商工会が持つ各店の商品情報や画像を使用し、POPをデザインした。

 生徒は完成したPOPを各店に贈呈。同校3年の大塚聖香さんは「お店で食べたしょうゆラーメンの味が印象的だった」と市内ラーメン店「麺屋花畑」のPOPを作成。マスターの杉山英寿さんに手渡した。

 コロナ禍でスタッフのやりくりなどに苦戦するという杉山さん。「お店を選んでもらったことはありがたい。わざわざ作るのは大変。純粋にうれしい」とPOPを受け取った。

 同じく同校3年の渡辺由藍さんは「おすしが食べたかった」とすし店のPOPを作成し、店主に手渡した。「想像以上に喜んでもらい感動した」と笑顔を見せた。

 

=埼玉新聞2022年2月2日付け12面掲載=

 

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