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WBCブラジル代表・伊藤選手 本庄第一高校で活躍

恩師「全力で頑張って」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ブラジル代表に日系ブラジル3世で、阪神タイガース通訳の伊藤ヴィットル選手(31)=本庄第一高、共栄大出=が選出された。ブラジル代表の初戦は日本時間7日、米国ヒューストンで2大会ぶりの優勝を狙う米国と対戦する。高校時代の恩師は「全力で頑張ってほしい」とエールを送っている。

 

本庄第一高校時代の伊藤ヴィットル選手

 

 ヴィットル選手の兄ディエゴさんと、WBCブラジル代表コーチの奥田ペドロさんは本庄第一高出身。2008年の第90回全国高校野球選手権北埼玉大会で優勝し、母校を初の甲子園出場に導いた。甲子園の1回戦の開星高校(島根)戦でサヨナラ本塁打を放った奥田さんはその後、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、13年にはWBCブラジル代表にも選ばれた。
 ブラジルで生まれたヴィットル選手も中学卒業後、兄を追うように同校に進学。高校時代は1年生から遊撃手として活躍した。甲子園には届かなかったが、共栄大を経て日本生命でプレーし、現役引退後の24年から阪神タイガースの通訳を務めている。WBCブラジル代表には16、22、25年の予選で選ばれてきた。

 

伊藤ヴィットル選手が卒業した本庄第一高校時代の卒業アルバムで当時を振り返る中村大輔さん(右)と田中康敬さん=5日午後、本庄市仁手の本庄第一高校

 ヴィットル選手の高校時代のコーチで、現在は野球部の部長の中村大輔さん(50)と監督の田中康敬さん(49)によると、最初は文化の違いに戸惑っていたが、コミュニケーション能力が高かったという。1、2年生の時には担任も務めていた中村さんは「文武両道で、同級生の日本人に英語や数学を教えたりしていた」と当時を振り返る。
 ブラジル代表は1次リーグB組に入り、米国、メキシコ、イタリア、英国と対戦する。教え子の大舞台を前に、田中さんは「予選を勝ち抜くのは厳しいと思うが、ブラジル代表に選ばれたからには全力で頑張ってほしい」と語り、中村さんも「けがをしないように頑張ってもらえれば」と期待を込めていた。

 

=埼玉新聞2026年3月7日付け16面掲載=

 

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