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28日まで 近代美術館で高校書道展

若さと熱意 筆に込める

690点の力作が展示されている第60回高校書道展=さいたま市浦和区常盤の県立近代美術館

 

 第60回高校書道展(県高校総合文化祭 県芸術祭2021協賛、県教育委員会、県高校文化連盟、県高校書道教育研究会主催、埼玉新聞社など後援)が25日、さいたま市浦和区の県立近代美術館で始まった。県内107校、690点の若さと熱意あふれる作品が展示されている。28日まで。

 高校の授業や書道部の活動による生徒たちの漢字、仮名、漢字仮名交じり、篆刻(てんこく)、刻字の臨書などさまざまな作品が並ぶ。中には最大縦2㍍40㌢、横90㌢の大作も。草加高校1年の女子生徒(15)は「レベルの高い作品ばかりで勉強になる。私もこんな風にうまくなりたい」と、熱心に鑑賞していた。

 同展は、文化部のインターハイといわれる全国高校総合文化祭(高文祭)の代表選考を兼ねており、24日に行われた審査で優秀作品14点が選ばれた。来年8月2~4日に東京都で開催される全国高文祭2022に県代表として出品される。

 展示公開は午前10時~午後5時半(最終日は同1時)。入場無料。  

 全国高校文化祭に出品する代表者は次の通り(敬称略、全員2年生)。
 永川京香(上尾)▽牛込裕貴子(伊奈学園)▽今井理緒(浦和第一女子)▽荻原快世(大宮光陵)▽奥戸聖人(同)▽高橋俊介(桶川)▽高橋佳太(春日部)▽杉田乙葉(熊谷西)▽荒木一歩(越谷南)▽須永聖七(栄東)▽和川遥華(滑川総合)▽成瀬乃朱(星野)▽奥野杏泉(本庄東)▽髙野結花(松山女子)

 

=埼玉新聞2021年11月26日付け14面掲載=

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