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43年に感謝 統合で最後の卒業式ー鳩山高校

手すき和紙の卒業証書が授与された鳩山高校の最後の卒業式=10日、鳩山町松ケ丘4丁目

 

 県立高校の統合再編に伴い、本年度で校舎を閉じることになった県立鳩山高校(鳩山町松ケ丘)で10日、第41回卒業式と閉校舎式典が行われた。鳩山高校としては最後の卒業生となる75人が学びやを巣立ち、43年の歴史に幕を閉じた。
 鳩山高校は1983年に開校し、本年度までで卒業生は7851人を数える。本年度の卒業生は普通科(3クラス)52人と、情報管理科(1クラス)の23人。4月から県立越生高校と統合し、同高校の校舎で県立越生翔桜高校(越生町西和田)として新たなスタートを切る。
 卒業式には卒業生のほか、保護者約120人、同町の小川知也町長ら来賓が出席。卒業証書の授与では、生徒たちが小川和紙の指導者から学んで自らすいた和紙の卒業証書を、田中達哉校長から受け取った。
 田中校長は式辞で「校舎がある所が学校なのではなく、志ある者が集い、高め合う場所が学校」とし、「鳩山高校の記憶は皆さんの心の中に残っており、再会することで(学校が)復活する」「出会った仲間たちや熱い思いは皆さんの支えになる」とエールを送った。
 「卒業の言葉」を述べた生徒会長の広沢美羽さんは「今日は鳩山高校にとって終わりの日であり、越生翔桜高校としての始まりの日。私たちにとって高校生活の終わりの日で、これからの人生の始まりの日。『終わりという始まりの日』なので『さよなら』は言いません。また会いましょう」と締めくくった。

 

=埼玉新聞2026年3月11日付け22面掲載=

 

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