【フェンシング】
フルーレ 埼玉栄 男女で3位
女子の与野 2回戦敗退
(6、7日・新座市民総合体育館)
男女フルーレ団体と個人の決勝までを行い、男子団体の埼玉栄は準決勝で東亜学園(東京)に0―5で敗れ、3位だった。与野と立教新座は1回戦で敗退。女子団体の埼玉栄も準決勝で栃木翔南に2―5で屈し、4年連続で3位となった。与野は2回戦で敗退した。
個人は男女ともに決勝トーナメント進出を逃した。
力の差痛感 飛躍誓う

男子フルーレ団体準決勝 埼玉栄―東亜学園 埼玉栄の沢海(左)が東亜学園の高橋を攻める
10大会ぶりの優勝を目指した男子の埼玉栄は準決勝で敗れた。5本立て続けに落とし、技術の差を見せつけられた。芹沢監督は「力の差があった。悔しい半面、次の挑戦への糧になる」と収穫を口にした。
2回戦、準々決勝で松戸、慶応に5―1と快勝し、勢いよく臨んだ準決勝だった。1年生沢海が1試合目から攻めるも、及ばなかった。沢海は「潜り込んでアタックした。下半身の筋力が弱かった」と力不足を実感した。
8強止まりだった昨年から一つ成績を上げたが、満足はしていない。主将の難波は「仕掛けても、その次の対応がうまくいかなかった」と悔やみつつ、「1年生がメンバーに入り、刺激になる」と前を向く。12日から始まる県高校総体へ気持ちを切り替えた。
決勝逃すも粘り発揮

女子フルーレ団体準決勝 栃木翔南―埼玉栄 埼玉栄の内藤(右)が栃木翔南の菊池に攻勢を仕掛ける
昨年の準々決勝で勝利した栃木翔南にリベンジされた女子の埼玉栄は4年連続で決勝進出を逃した。西村監督は「実力が足りなかった。相手の一人一人が勝っていた」と受け入れた。
2回戦で東葛飾を退けると準々決勝の慶応湘南藤沢戦で接戦を制した。4―4で迎えた最終試合でピストに立った加藤は「緊張してプレッシャーもあった。足を引っ張らないようにした」と重圧を振り切り、準決勝進出の立役者になった。チームとしても粘り強さを発揮した好試合だった。
いい形で準決勝に進み、今年こそはという雰囲気もあった。主将の内藤は「全力を出し切った。気持ちでは勝っていた。もっとチームとしてまとまることが大事」ともう一つ上に行くために結束力の底上げを図る。
エースで先行ならず
女子の与野は2回戦敗退。日大習志野との2回戦はエースで主将の増田で先行を狙ったが、増田が1試合目で星を落とすと試合の流れを失い、そのまま押し切られた。「エースの増田で取りこぼしてしまった」と森角監督は肩を落とした。
1回戦の甲陵戦では2勝を挙げチームの勝利に貢献した増田は「自分が勝って勢いをつけたかった」と悔やむ。しかし、関東で1勝したことに意味がある。
増田は「目標にしていた団体戦で1勝できた」と晴れやかな表情だった。
【柔道】
埼玉栄 男子団体3位
(6、7日・リプロ武道館)
男女の団体を行い、男子は埼玉栄(早川、井桁、今井、渡辺、中山)が準決勝で白鷗大足利(栃木)に0―1で敗れ、3位となった。女子は川口市立(森、桐原、細川)が3回戦で桐蔭学園(神奈川)に0―3で敗戦した。
勝負分けた〝焦り〟

男子団体準決勝 埼玉栄の中山(右)が積極的に技を仕掛ける
男子の埼玉栄は2年連続で準決勝の壁にはね返された。中堅・饒平名が3回戦での反則により準々決勝以降の試合に出場できず、万全の態勢で臨めなかった。小林監督は「勝たせてあげたかったが、饒平名がいない中ではそこそこやれていた」と収穫を持ち帰った。
準決勝は一瞬の焦りが勝負を分けた。0―0で迎えた副将戦は渡辺が終始ペースを握っていたが、「攻めて一本を取りに行ったら逆にやられてしまった」。残り10秒のところで有効を奪われた。後がない大将戦は中山が猛攻を仕掛けたが、及ばなかった。
饒平名の代役で出場した今井は、準々決勝でチーム唯一のポイントを奪うなど活躍した。それでも準決勝中堅戦の引き分けに「悔しい。不完全燃焼」と反省した。
女子団体 価値ある初勝利
川口市立
女子の川口市立は3回戦で桐蔭学園に0―3で敗戦。それでも今大会は2018年の統合以来、関東初勝利という価値ある1勝をつかんだ。桐原主将は「1勝以上という目標は達成できた」と充実した表情を見せた。
女子部員は4人で、うち3年生は3人。男子を相手に練習メニューをこなし、「勝てないけれど、食らいついている」と、貪欲な姿勢で力を付けてきた。目前に控えた県高校総体に向け、堀監督は「生徒一人一人の力を出させてあげたい」と言葉に力を込めた。
【ラグビー】
C組 熊谷が準優勝
(最終日、7日・アースケア敷島サッカー・ラグビー場ほか)
各4校で争うA~G組の決勝と3位決定戦が行われ、C組の熊谷(埼玉2位)は決勝で早実(東京)に10―73で敗れ、準優勝となった。3位決定戦は、E組の昌平(埼玉3位)が東海大浦安(千葉)に28―26で、F組の本庄第一(埼玉4位)が桐生第一(群馬)に45―7でそれぞれ勝利。B組の川越東(埼玉1位)は明和県央(群馬)に14―15で競り負け、2連敗で4位となった。
【ハンドボール】
男子 浦和学院は準優勝
(最終日・北本市体育センター)
男女の決勝が行われ、県勢で決勝に進出した男子の浦和学院は関東第一(東京)に26―30で敗れ、準優勝に終わった。

決勝 浦和学院―関東第一 後半、浦和学院・高山(右から2人目)がシュートを放つ
3月の全国高校選抜大会を制した浦和学院は関東第一の特殊な守備に手を焼き、試合の難しさを痛感した。岩本監督は「いいところを出せなかった」と、自慢の「攻めの守りから速攻する」プレーが消されたことを悔んだ。
「前半から気持ちで負けていた」と永井が振り返ったように、課題となっていた立ち上がりや勝負どころで連続失点したことが尾を引いた。
相手の得意な守備の形であるライン際を守るシフトにはまり、リードを許して後手に回った。後半20分から永井、高山らの連続得点で盛り返したが、勢いに乗るのが遅かった。高山は11得点を決めたが、「前半にシュートを決めることができず、リズムをつくれなかった」と責任を感じて下を向いた。
公式戦無敗で、リードも許したことがなかった。この試合で公式戦の敗戦だけでなく、追いかける展開を初めて経験した。臼田主将は「リードされている展開の対応がよくなかった。こういう試合をしないために、チームとしてコミュニケーションを大事にする」。この悔しい敗戦を糧に、チームをさらに強くすると誓った。
【バスケットボール男子】
正智深谷が3位
(6、7日・日環アリーナ栃木)
A、B組の決勝までが行われ、A組の正智深谷が準決勝で日本航空(山梨)に68―60で敗れ3位となった。A組の埼玉栄とB組の慶応志木は、ともに準々決勝で敗れた。
【体操】
女子 馬場(クラーク)2冠
女子平均台 稲吉(ふじみ野)、男子つり輪 角田(埼玉栄)V
(6、7日・群馬県高崎アリーナ)
男女の個人と団体が行われ、男子種目別のつり輪で角田真優(埼玉栄)が13・300点で優勝した。女子は馬場柚羽(クラーク)が種目別の跳馬で13・833点、同段違い平行棒で13・466点でそれぞれ制し、2冠に輝いた。また、同平均台は稲吉絢香(ふじみ野)が14・000点で頂点に立った。
4人のうち各個人種目の上位3人の合計点で競う団体は男子のクラーク(古俣、北原、田村)が223・150点で、女子のふじみ野(稲吉、岩村、三宅、大石)が150・264点を記録し、それぞれ2位になった。
【空手】
男子団体組手 埼玉栄が頂点
女子個人形 生田目(埼玉栄)3位
(6、7日・茨城県アルテンジャパン武道館)
男女団体、個人の形と組手が行われ、男子団体組手は埼玉栄が決勝で日本航空(山梨)を3―1で下し、9年ぶり2度目の頂点に立った。男子の埼玉栄は団体形でも3位に入った。
女子は個人形準決勝で生田目夏希(埼玉栄)が遠藤歩実(日本航空・山梨)に1―4で敗れた。団体形の埼玉栄も準決勝で八雲学園(東京)に敗れ、ともに3位となった。
【ローイング】
男子シングルスカル 川添(立教新座)が優勝
(5、6日・戸田漕艇場=1000㍍)
男女6種目の決勝までを行い、男子シングルスカル決勝で川添健(立教新座)が3分54秒22で優勝した。稲本律空(浦和商)は3位。同ダブルスカル決勝は南稜(円目、平丸)が3分31秒90で、同かじ付き4人スカル決勝は慶応志木(大野、加藤、渡、瀬田、時沢)が3分17秒65で頂点に立った。
女子シングルスカル決勝は鈴木芭奈(浦和一)が4分28秒48で3位。同かじ付き4人スカル決勝は南稜(松山、溝口、浦、松本、伊藤)が3分55秒28で3位に入った。
【ソフトボール】
女子 花咲徳栄に栄冠
男子 春日部共栄準V
(6、7日・山梨県小瀬スポーツ公園ほか)
男女の決勝までが行われ、県勢同士の対戦となった女子決勝は花咲徳栄が埼玉栄を3―2で破り、初の栄冠に輝いた。男子は春日部共栄が決勝で新島学園(群馬)に1―8で敗れ準優勝となった。
=埼玉新聞2026年6月8日付け7面、9日付け6面掲載=
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