埼玉新聞社 高校受験ナビ

塾説レポート⑮ 花咲徳栄高校

2026年7月9日配信

大学進学から専門教育まで

一人一人の夢を支える

 6月23日、花咲徳栄高校で塾対象説明会が開かれました。

 会の冒頭、関正一校長が学校の現状と今後の方向性について話しました。

 少子化が進む中でも、多くの受験生から選ばれ続けている同校。その背景には、時代の変化に対応しながら、生徒一人一人の目標や進路に合わせた教育を展開していることがあります。

 今回の説明会では、大学進学を目指す普通科と、調理師免許の取得を目指す食育実践科それぞれの特色や教育内容について詳しい説明が行われ、幅広い進路に対応できる学校であることを改めて感じました。

 

◆一人一人の進路に応える普通科

 普通科は、難関大学への現役合格を目指す「アルファコース」と、学習と部活動の両立を図りながら大学進学を目指す「アドバンスコース」の2つのコースで構成されています。それぞれのコースでも学力や進路目標に応じたクラス編成が行われ、生徒一人一人に合わせたきめ細かな指導が行われています。

 中でも印象に残ったのは、アドバンスコースの総合進学クラスです。進路に応じた類型選択が用意されており、将来の目標や志望大学に合わせた学びを進めることができます。高校生活の中で自分の将来を見据えながら必要な力を身に付けられる教育体制は、大きな魅力だと感じました。

◆「食」を学び、未来へつなげる食育実践科

 花咲徳栄高校の大きな特色の一つが食育実践科です。厚生労働大臣認可の調理師養成施設として、高校卒業と同時に調理師免許を取得できるほか、日本料理・西洋料理・中国料理・製菓・製パンなど、幅広い分野を実践的に学ぶことができます。

 この学科の魅力は資格取得だけではありません。卒業後は大学・短期大学・専門学校へ進学し、管理栄養士や栄養士など、さらに専門性を高めるために学びを続ける生徒も数多くいます。また、就職希望者についても高い実績を誇り、一流ホテルやレストランなど、食の第一線で活躍する卒業生を数多く輩出しています。

 「調理師を育てる学科」というだけではなく、「食」を通して将来の可能性を広げられる学科であることが、今回の説明会を通してよく伝わってきました。

 

◆ICTを活用した主体的な学び

 教育面では、全生徒がiPadを所有し、デジタル教材や学習支援アプリを活用した授業が行われています。

 印象的だったのは、ICTを単なるデジタル化のための道具としてではなく、生徒同士が考えを共有し、教え合いながら学ぶ「協働学習」のためのツールとして積極的に活用している点です。主体的に学ぶ力やプレゼンテーション能力など、これからの社会で求められる力を育成する教育にも力を入れていることが分かりました。

 

◆「スポーツの学校」だけではない魅力

 花咲徳栄高校というと、野球部をはじめとする運動部の活躍から、「スポーツの学校」という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

 もちろん、それらは学校の大きな魅力の一つです。しかし今回の説明会では、一人一人の進路に合わせて大学進学から専門教育まで幅広く対応する教育体制が整えられていることを改めて知ることができました。

 普通科で大学進学を目指す生徒も、食育実践科で専門性を磨く生徒も、それぞれが自分の夢に向かって成長できる環境が整えられています。生徒の可能性を大切に育み、多様な進路を実現できる学校であることを実感した説明会となりました。(文・根岸孝之)

 

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2026~

本校ではICT教育を深化させ、協働学習をすべての教科で取り入れています。CBTの実施により、理解の定着度をリアルタイムで測定し、個々の最適な学習環境を整備しています。適切な学習支援と学校生活全般の課題解決につながる一貫した指導を展開しています。

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