2026年7月10日配信
進学と部活動の両立を支える教育環境

6月25日、埼玉栄高校の塾・出版関係者対象説明会が開催されました。
説明会では、学校の教育方針や進学実績、教育活動、高校の概要などについて説明がありました。
◆受け継がれる教育理念
勅使河原校長からは、創立以来受け継がれてきた理念のもと、特色ある教育を実践していることが紹介されました。令和8年度は850名の新入生を迎え、新年度がスタートしたこと、創設以来半世紀以上にわたり、多くの卒業生が埼玉県内だけでなく、日本全国、世界各地で活躍していることを話しました。
進学実績については、東京科学大学をはじめ、北海道大学、埼玉大学などの国公立大学に74名が合格し、医学部医学科にも10名合格したことが紹介されました。近年は医療系への進学も増えており、薬学部47名、看護系58名の合格者を出しました。また、体育・芸術系の大学に進学する生徒も多いことが、特徴の一つです。
日本大学、芝浦工業大学と提携を結んでおり、多くの推薦枠を持っていることも紹介されました。
こうした進学実績を支える要因として、日ごろの授業とさまざまな学習プログラムの2つが挙げられました。0限授業や放課後講座、夏期合宿に加え、海外研修なども実施されています。オーストラリア・パースでの語学研修が行われており、昨年度は52名の生徒が参加したとのことです。
◆0限から10限までの学習支援
続いて学習支援体制について紹介がありました。埼玉栄高校では、朝7時40分から始まる0限授業に加え、放課後は7限から10限までさまざまな講座を実施しています。希望者が自由に受講できる仕組みとなっており、部活動と両立しながら学習を進める生徒も多いとのことでした。
説明会では、夜8時40分まで行われる10限の授業の様子も動画で紹介されました。400名収容できる教室に多くの生徒が残って学習している様子が映し出され、「埼玉栄は部活動のイメージが強いが、勉強にも一生懸命取り組む生徒が多い」との説明がありました。小論文指導や面接指導など、推薦入試を見据えたサポートも充実しているとのことです。
◆学科、コースの特色
普通科には、「α選抜コース」「αコース」「Sコース」「特進コース」の4コースがあります。今年度から本格的にスタートした「α選抜コース」は11名でスタートし、難関大学進学だけではなく、企業訪問やインターンシップ活動などを通して、社会で活躍できる人材育成を目指しているとのことでした。
保健体育科ではスポーツに関する授業を多く実施しており、1年生ではスキー実習、2年生ではスケート実習、3年生では海洋実習を行っています。進路については体育系大学だけではなく、文系4年制大学へ進学する生徒も多く、文系科目についても十分に学習できるカリキュラムを整えているとの説明がありました。

◆部活動 19部が全国優勝
部活動では、昨年度19の部活動が全国大会で優勝し、300名の生徒が全国大会優勝を経験。また、近年は運動部だけでなく総合探究部やキャリアイノベーション同好会など、新しいタイプの部活動も設置されているとのことです。
◆入試制度と通学環境
説明会では、昨年度の入試結果や今年度の入試制度についても詳しい説明が行われました。今年度の入試ではコース編成に変更はないとのことです。また、駅から近いことも学校の特徴として挙げられ、駅から校舎まで約5分という立地は、3年間通学する上で大きなメリットになるとの説明がありました。
◆授業見学で感じた埼玉栄高校の魅力
説明会後には授業見学を行いました。授業ではタブレットを活用した授業が多く行われていました。校舎内の廊下には、先輩たちの大学合格実績が数多く掲示されており、生徒たちの学習意欲を高める環境が整えられていました。
また、関東大会出場を決めた部活動の掲示も目を引きました。今年度は32の部活動が関東大会出場を決めたとのことです。
学習や部活動を支える施設の充実ぶりも印象的でした。学食は朝7時30分から利用でき、夜は8時まで営業しています。朝練習や部活動の後にも利用できる環境が整っており、カレーは小盛、中盛、特盛、メガサイズが用意されるなど、部活動が盛んな埼玉栄高校らしさを感じました。
さらに、校舎内には立ったまま学習できるスペースが各所に設けられており、生徒が思い立った時にすぐ勉強できる環境も整えられていました。
朝から晩まで勉強と部活動に打ち込める環境が整い、さらに駅から近く通学しやすいことも、同校の大きな魅力だと感じました。部活動に全力で取り組みながらも、大学進学をしっかり目指したい生徒にとって、有力な進学先の一つになるのではないでしょうか。(文・柏葉直人)

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