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フェンシング世界選手権「金」浅海選手(埼玉栄高校出身)に上尾市栄誉賞

ロス五輪へ決意新た

PR大使 競技普及へ意欲

弟の結哉選手とフェンシングのエキシビションマッチを行う浅海聖哉選手(右)=上尾市役所1階ピロティ

 

 上尾市は21日、フェンシングの世界選手権で金メダルを獲得した浅海聖哉選手(23)=長谷工コーポレーション=に、市民に夢と希望を与えたとして市栄誉賞を授与し、キラリ☆あげおPR大使に委嘱した。市民の前でエキシビションマッチも披露した浅海選手は「まさか自分が受賞すると思ってなかったのでまだ実感が湧かない」としながらも、「大変光栄に思っている。ロス五輪出場に向けて精進していきたい」と力を込めた。

 

上尾市栄誉賞を授賞し、キラリ☆あげおPR大使に委嘱された浅海聖哉選手=上尾市役所市長公室

 

 浅海選手は同市出身で、市立瓦葺小、瓦葺中を経て、埼玉栄高校から法政大学に進んだ。フェンシングサークルを主宰する父正太郎さんの指導で6歳からフェンシングを始め、2018年にはブエノスアイレスユースオリンピックに日本代表として出場し、銅メダルを獲得。25年7月にジョージアで行われた世界選手権の男子エペ団体では、史上初の金メダルに輝いた。
 市長公室で実施された表彰式と委嘱式で、畠山稔市長が表彰状とトロフィーを贈呈。満面の笑みで浅海選手にキラリ☆あげおPR大使のたすきを掛けた畠山市長は、「初めて会った高校生の時から大きな期待を抱いていた。たゆまぬ努力と輝かしい成績は栄誉賞にふさわしく、まさに本市の誇り。世界のフェンシングをリードする存在として、活躍してほしい」とエールを送った。
 浅海選手は受賞を喜びつつ2年後のロサンゼルス五輪への決意を述べた後、「1年の半分は海外でプレッシャーの中、転戦しているので、上尾に帰ってくると心が安らいで回復する。遠征とかぶらなければ、スポーツイベントなどの時にフェンシング教室をしてみたい」と、競技の普及への思いやPR大使としての意欲を語った。
 その後、市庁舎1階のピロティに場所を移し、集まった多くの市民の前で、弟の結哉選手を相手に、エペのエキシビションマッチ(3分×2セット)を披露した。
 浅海選手は、9月に愛知県名古屋市で開催されるアジア大会2026(19日~10月4日)にフェンシング男子エペ団体で出場する。

 

=埼玉新聞2026年8月24日付け10面掲載=

 

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