【競泳】
男子100㍍背泳ぎ 岡田(慶応志木)が2連覇
女子100㍍自由形 田熊(栄東)が大会新
(19、20日・川口市青木町公園プール)
台風の影響で会期を3日間から2日間に短縮して実施。タイム決勝で男女各16種目を行い、男子100㍍背泳ぎは岡田和真(慶応志木)が1分0秒56で2連覇を果たした。岡田は200㍍背泳ぎも2分11秒11で制し、2冠を手にした。
男子100㍍自由形は染井颯太(武南)が51秒48の大会新で制覇。同50㍍自由形を23秒91で制した鶴川真斗(川口市立)は、同50㍍バタフライでも優勝し2種目の頂点に立った。
女子100㍍自由形は田熊紗也(栄東)が大会新の57秒72で制し、同50㍍自由形との2冠を獲得した。同800㍍自由形は岩崎天琉(春日部共栄)が9分21秒35で2連覇を達成。同100㍍背泳ぎは山根莉緒(星野)が1分8秒92で1位に輝いた。
先行し追随許さず

男子100㍍背泳ぎタイム決勝 1分0秒56で2連覇を果たした慶応志木の岡田和真
男子100㍍背泳ぎは慶応志木の岡田が1分0秒56で2連覇を達成。スタートから飛ばして先行すると、後半は粘り強くライバルの追随を振り切った。「優勝はうれしいが、もう少しタイムを出したかった」と向上心を隠さなかった。
今夏の全国高校総体では400㍍メドレーリレーに出場したが、結果は予選49位と振るわず。「3年生はタイムを出してくれたが、自分が足を引っ張ってしまった」。全国の舞台で味わった苦い経験からこれまで以上に努力し、練習本数を重ねてもペースを落とさない持久力を鍛えた。
今大会は50㍍背泳ぎでも頂点に立ち、鍛錬は着実に身を結んでいる。「今後は最高学年として、タイムでも成果を見せたい」。さらに実力を伸ばし、頼れる先輩の姿を目指す。
偉業達成も「最低限」
女子100㍍自由形は栄東の田熊が大会新を塗り替える57秒72で優勝した。一度も1位を譲らない完勝だったが、「ベストではない。最低限、大会新を出せてよかった」と偉業達成にも表情を変えなかった。
国スポ県予選で代表入りを逃してから、陸上トレーニングを増やして体力を強化。長い距離でもスピードが落ちない実感をつかんで今大会に臨んだ。「前半のスピードが全然出ていないので修正したい」。大会新で優勝してなお課題を見つけ、高みに登る。
専門外の種目で輝き
男子100㍍自由形は武南の染井が51秒48の大会新をマークして頂点に立った。自己ベストも0・4秒近く更新する会心の泳ぎに、「自己ベストが出てうれしい。思ったより力が出せた」と笑みをこぼした。
今夏の全国高校総体では100㍍背泳ぎで2位に入った実力者。今大会は「自由形でチャレンジしたい」と専門の背泳ぎ以外にも挑戦した。100㍍、200㍍の2種目を制して実力を証明した。専門外の種目でも全国レベルの力を発揮した。
キック動かず手で
女子100㍍背泳ぎ優勝の山根莉緒(星野)
自己ベストからは離れていて、きついレースだった。前半の入りはよかったが、後半はキックが動かず手で頑張った。
【ローイング】
男子シングルスカル 千賀(浦和商A)に栄冠
女子シングルスカル ファイザール(浦和一女)V
(18、19日・サンクジャパン戸田公園漕艇場)
男女計6種目を行い、男子シングルスカルは千賀大翔(浦和商A)が3分53秒30で栄冠に輝いた。同ダブルスカルは南稜A(松岡、唐沢)が3分40秒27で優勝。同かじ付き4人スカルは慶応志木A(谷井、加藤、瀬田、星野、大場)が3分25秒27で頂点に立った。
女子シングルスカルはファイザール(浦和一女)4分23秒66が優勝を果たした。同ダブルスカルは南稜A(溝口、浦)が3分56秒41で制した。同かじ付き4人スカルは浦和一女(野口、吉田、田口、内田、鈴木)が3分57秒63で制覇した。
各種目の上位4位までが関東選抜大会(26、27日・神奈川)に出場する。
=埼玉新聞2026年9月21日付け6面、22日付け7面掲載=
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