生徒制作のミニSL「大樹」が登場
県立春日部工業高校(春日部市梅田本町、荻原康之校長)機械科の生徒17人が、イオンモール春日部(春日部市下柳)でミニSLの無料乗車体験会を実施し、会場に訪れた家族連れらと交流を深めた。
同校と東武鉄道、イオンモール春日部が連携。学校が北春日部駅前にあることから、東武鉄道がミニ鉄道の製作
に協力。新型コロナ感染拡大により、生徒がミニ鉄道を披露する機会が減る中、イオンモール春日部が場を提供した。
生徒が今年度新たに製作したミニSL「大樹」が登場。車両が動き出すと、子どもたちが家族に笑顔で手を振る姿が見られた。荻原校長によると、生徒にとっては、セレモニーで司会を担当したり、乗車体験の受付を作業するなど、学校外でいろいろな人とコミュニケーションを図る貴重な経験ができるという。
同校機械科3年の安保諒さん(18)は、「日頃学んだ技術を披露する貴重な場。子どもたちに楽しんでもらえてとても良かった」と話した。
=埼玉新聞2021年12月26日付け10面掲載=
春日部工業高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事