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町役場に門松寄贈-杉戸農業

コロナ収束に願い込め

自作の門松を町役場に寄贈する杉戸農業高のプロジェクトメンバー

 県立杉戸農業高校(飯田賢校長)の生徒らが23日、杉戸町役場を訪れ、制作した門松一対を寄贈した。
 門松作りは、造園科内にプロジェクトチームを立ち上げ、2010年からスタート。恒例事業として役場などに設置しており今年で12回目となる。
 昨年は、男子生徒のみで手掛けたが、今年は男女4人で制作。昨年に引き続き制作に携わった2年生の鈴木陽仁さん(17)は「昨年の経験を生かし、対としてのバランスを考えながら、昨年よりスリムな仕上がりにした。コロナが早く収束するよう願いを込めた」と話した。
 同行した飯田校長は「年神としてコロナ収束の記念になることを願う」と述べ、古谷松雄町長も「杉農卒業生としてうれしく思う。私は来年の干支(えと)の寅(とら)年生まれなので、良い年にしたい」と喜んだ。
 来年1月12日まで町役場と東武動物公園駅に展示している。

 

=埼玉新聞2021年12月25日付け10面掲載=

 

杉戸農業高校の基本情報は→こちら

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