松山女子高校の生徒が
中学生の前でビブリオバトル
滑川町立滑川中学校(八木原利幸校長)でこのほど、1年生(195人)対象の「読書の楽しさを知ろう!」が行われた。
活字離れが進む中で、「本に親しんでもらおう」と、同校の読書推進活動の一環で、企画した。講師は県立松山女子高校の司書・篠山亜美さん、江森潤子教諭と生徒6人。
最初に、篠山さんが司書と学校図書館、松女図書館の人気本、本の紹介ゲーム「ビブリオバトル(書評合戦)」などについて紹介した。その中で、学校図書館は「生徒が楽しめる本、役立つ本がある場所」で、読書は「スマホゲームなどと同じように楽しめるもの。難しく考えないで、好きな本を好きなように読めばいい、無理して最後まで読まなくてもいい」などと話した。
この後、体育館と東校舎多目的室の2カ所に分かれ、松女の生徒による「ビブリオバトル」を見学した。多目的室では、3人の松女の生徒がバトラー(紹介者)となり、各自のお薦め本(図書館戦争、ツナグ、しくじり歴史人物事典)の魅力(作者、あらすじ、主人公、展開、文章、時代背景など)を、5分間ずつ熱く語った。最後に中学生が読みたいと思った本に投票し〝チャンプ本〟を選んだ。
滑川中の生徒の一人は「本を読む機会がなく、改めて本の大切さを知り、本を読んで見たいと思いました」と話していた。
=埼玉新聞2022年1月11日付け11面掲載=
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