2022年6月22日配信
今年も事前申込制が主流
6月も後半に入り、各校説明会などが盛んに行われるようになりました。
過去2年間は新型コロナの影響を受けオンライン開催が増えましたが、今期は対面型が復活しています。
コロナ以前は事前申込無しのフリー参加も可能でしたが、コロナ以後は人数制限を設けた上で、事前申込制とするのが一般的になりました。
学校ごとに異なりますが、開催日の1カ月前くらいからインターネット上での申し込み受付が始まります。先着順で定員に達し次第受付を終了する学校があれば、抽選制とする学校もあります。早めに各校日程や申し込み方法、受付開始日(終了日)などをチェックしておく必要があるでしょう。
◆浦和一女などがすでに説明会を実施
6月18日は浦和一女、大宮など県内トップレベルの学校でも説明会が開催されました。浦和一女の説明会は250組限定で行われました。
前半は、学校の教育方針や同校独自の教育カリキュラム、女子校のメリット、行事・部活などの学校ライフなどについて詳しい説明がありました。
一橋大や東京農工大に進学した卒業生も駆けつけ、浦和一女の魅力などについて経験を元に語ってくれました。
入試については学力重視であることが強調されていました。
後半は授業公開が行われました。同校は土曜授業(隔週)を行っているので、平常授業をそのまま見学することができます。説明会場には個別相談ブースも設けられていました。
◆先を見通した参加計画を
浦和一女の場合、この後7月から11月まで月1回(9月、11月は月2回)ペースで説明会が開催されます。1回あたりの参加者数を制限しているため、その分回数を増やしているようです。
大宮の場合は、今回もそうでしたが、午前・午後の二部制として、一開催日あたりの参加可能人数を増やす工夫をしています。
また、県立浦和は、説明会は2回(8月と10月)ですが、土曜授業の公開日にミニ説明会を設定しています。説明会等の開催方法はさまざまです。すでに多くの学校が年間の開催計画をホームページなどで公開しています。
それらを見て、2~3カ月先までを見通した参加計画を立てると良いでしょう。
(教育ジャーナリスト 梅野弘之)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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