自転車事故防止　生徒ら呼びかけー所沢商業高校

　市内で自転車の絡む事故が多発していることから、所沢署は２２日朝、県立所沢商業高校生徒会と合同で、自転車事故防止キャンペーンを実施した。

安全運転を呼びかける生徒会役員たち＝２２日午前、所沢商業高校（所沢市林）

　キャンペーンが行われたのは、同校正門前。生徒の登校時間に合わせて、署員約１０人と生徒会役員６人が合同で、自転車で通学する生徒に安全運転を呼びかけながら、啓発品を配布した。
　駅から離れた立地の同校では、全生徒約５５０人のうち、４００人以上が自転車で通学している。同署は、所沢商業高校を自転車マナーアップ推進校に指定し、全校集会で啓発活動を行うなど、事故防止に取り組んできた。今回のキャンペーンもその一環として行った。
　同校３年の松野葵生徒会長（１７）は「私も自転車で通学している。学校付近は道が狭く車通りも多い。この活動を通じて少しでもマナーアップにつながれば」と、事故防止に向けた抱負を語った。

＝埼玉新聞２０２２年６月２７日付け１１面掲載＝