レーザー加工機中学生が体験ー川越工業高校

川越工業高校生徒企画で実現

　県立川越工業高校で「レーザー加工機ものづくり体験」が開催された。同イベントは同校デザイン科２年生の生徒が県内の中学生を対象に体験会を開催しようと企画。企画立案者の茂木ののかさん（１６）と渡辺真衣さん（１７）らが中心となって取り組み、参加者はレーザー加工機を使ったキーホルダー作りを楽しんだ。

レーザー加工機で出来上がったストラップ＝川越市の川越工業高校

　「体験会が始まる直前までみんなで準備を行っていた」と話す茂木さんは「昨年はじめてレーザー加工機を使った時にとても楽しくて今回企画をやってみたいと思った。教えるのって難しいですね」と充実感。渡辺さんも「デザイン科の活動を中学生に伝えることができてうれしい」と開催を喜んだ。
　参加者らは進路選択を見据えながら体験会に参加。出来上がったキーホルダーを手に乗せ、ものづくりに関心を寄せていた。

＝埼玉新聞２０２２年８月２６日付け７面掲載＝