重量挙げ成年男子61㌔級 平井(羽生実業出身)
「埼玉のため」力発揮
重量挙げ 成年男子61㌔級 トータル266㌔で2位に入賞した埼玉の平井海斗=小山市立体育館
重量挙げの成年男子61㌔級で、埼玉の平井(自衛隊)がスナッチ117㌔、ジャーク149㌔のトータル266㌔で2位に入った。
これまで腰に負荷をかけ続けたことが原因で、8月にけがが判明。現在も完治した状態ではないが、自身8度目の国体で地力を見せた。スナッチは2回目で117㌔を成功。続くジャークは1回目の146㌔で、重心を前にかけたことで失敗。すぐに修正し、「シンプルに後ろに重心を置いた」と2回目でクリアし、最後の試技で149㌔を持ち上げ、ジャークでは1位を獲得した。
加須市出身で、羽生実高から東京国際大を経て自衛隊体育学校に所属。「普段の個人記録を作るのと違い、
国体は県のためにやらないといけない」と好結果で地元に貢献した。
ライフル射撃少年男子ビームピストル 福永(国際学院)
「気持ちで負け」
ライフル射撃 少年男子ビームピストル 235・4点を記録し、2位に入賞した埼玉の福永涼介=栃木県総合教育センター体育館
ライフル射撃の少年男子ビームピストル(60発)決勝で、埼玉の福永(国際学院高3年)が、235・4点を記録して2位となった。
「パフォーマンスを出せた」と予選では、大会記録タイの562点をたたき出した。優勝を狙って臨んだ決勝は、「気持ち的に負けて最後の2発目で不発してしまった」と、僅かなところで点数を稼げなかった。ただ、表彰式では笑顔を見せ、「結果はどうであれ、初めての国体でみんなと盛り上がったのは他の大会と違って楽しかった」と記憶に残る大会となった。
=埼玉新聞2022年10月7日付け7面掲載=
サイト内の
羽生実業高校の基本情報は→こちら
国際学院高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事