持続可能な開発目標(SDGs)や国際協力を学ぶ日本青年会議所の「グローバルユース国連大使」を務める県内の高校生2人が19日、県庁で大野元裕知事を表敬訪問し、インドネシアなどでの研修の成果を報告した。同大使は各地の青年会議所の推薦を受けて選抜され、1年間活動する。今年度の大使は全国で22人。
大野元裕知事(右)に海外で学んだ成果を報告する大使の高校生ら=19日、県庁
星野高校1年の矢作榎(えいの)さん、大宮開成高校1年の永松里奈子さんは、8月にインドネシアを訪問し、ジャカルタでインフラ整備などの課題を学び、バリで床材に使用済みのタイヤを再利用する「グリーンスクール」を視察。矢作さんは「現地の子と英語で交流し互いの国の問題を学んだ」と大野知事に報告した。
永松さんは「良い取り組みを日本にも取り込めれば」と語り、県内で「エコブリック」と呼ばれるごみを入れたペットボトルを使い花壇をつくる活動をしていると紹介した。「楽しいリサイクルを伝えられる。小さい子にも遊びとして作ってもらい、公園などで使えたら」と展望を語ると、大野知事は「面白いね」と興味を示した。
=埼玉新聞2022年10月22日付け2面掲載=
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