埼玉新聞社 高校受験ナビ

【速報】令和5年度埼玉県公立高校入試・第1回進路希望状況調査(10月1日現在)結果発表

2022年10月31日配信

全体倍率は前年同期と変わらず
普通科は川口市立3.66倍、専門学科は大宮光陵・美術2.55倍が最高

 埼玉県教育委員会は10月31日、第1回進路希望状況調査の結果を発表しました。

埼玉県の発表は

こちら(リンク先は埼玉県のHPです)

 令和5年3月中学校等卒業予定者数は6万3429人で前年同期より70人増加しています。
 高等学校等進学希望者の割合は96.6%で、前年より0.3ポイント下がりました。また、進学希望校未定者を合わせた高等学校等進学希望者総数の割合は99.0%で、前年同期より0.2ポイント下がりました。
 全日制高校への進学希望者の割合は89.4%で、前年同期より1.1ポイント下がりました。一方、通信制高校への進学希望者の割合は3.9%で、前年同期より0.7ポイント上がりました。
 全日制高校進学希望者のうち、県内高校への進学希望者の割合は93.3%、県外高校への進学希望者は6.7%で、いずれも前年同期と同率でした。

 全日制全体の倍率は1.18倍で、前年同期と同じでした。
 学科ごとでは、普通科は1.28倍で前年同期(1.28倍)と同じ、専門学科は0.87倍で前年同期(0.89)より0.02ポイント、総合学科は0.91倍で前年同期(0.95倍)より0.04ポイント低下となっています。

 倍率が高かったのは普通科では川口市立3.66倍、市立浦和3.30倍、市立川越2.95倍、越谷南2.24倍、上尾2.16倍など、専門学科では、大宮光陵・美術2.55倍、越谷総合技術・情報技術2.35倍、大宮・理数2.20倍、川口市立・理数1.93倍、芸術総合・美術1.93倍などとなっています。

◆普通科で倍率が高い学校(上位20校)
 (カッコ内は前年同期)

  • 川口市立 3.66倍(3.34)
  • 市立浦和 3.30倍(3.53)
  • 市立川越 2.95倍(3.95)
  • 越谷南  2.24倍(1.92)
  • 上尾   2.16倍(1.85)
  • 大宮   2.13倍(1.99)
  • 川越南  2.12倍(2.32)
  • 浦和西  2.10倍(2.32)
  • 越ケ谷  2.01倍(2.00)
  • 鳩ケ谷  1.93倍(1.98)
  • 浦和南  1.86倍(1.82)
  • 所沢   1.84倍(1.65)
  • 所沢北  1.73倍(1.99)
  • 大宮北  1.70倍(1.67)
  • 蕨    1.68倍(1.84)
  • 和光国際 1.66倍(1.67)
  • 川口市立・スポーツ科学1.63倍(1.39)
  • 熊谷西  1.62倍(1.51)
  • 南稜   1.62倍(2.00)
  • 浦和   1.58倍(1.31)

 以上が上位20校ですが、学校選択問題採用校では、川越1.51倍(1.54)、越谷北1.43倍(1.83)、浦和一女1.31倍(1.27)、川越女子1.28倍(1.45)、不動岡1.28倍(1.23)、川口北1.16倍(1.01)、春日部0.99倍(1.06)、熊谷0.99倍(1.04)、熊谷女子0.99倍(1.05)などとなっています。

◆専門学科で倍率が高い学校

  • 大宮光陵・美術  2.55倍(1.55)
  • 越谷総合技術・情報技術 2.35倍(1.65)
  • 大宮・理数    2.20倍(2.55)
  • 川口市立・理数  1.93倍(2.18)
  • 芸術総合・美術  1.93倍(1.98)
  • 新座総合技術・デザイン1.85倍(0.95)
  • 越谷総合技術・食物調理1.83倍(1.55)
  • 川越工業・デザイン  1.80倍(1.83)
  • いずみ・生物系    1.71倍(1.02)
  • 杉戸農業・生物生産技術1.70倍(1.78)
  • 熊谷工業・情報技術  1.58倍(1.60)
  • 越谷北・理数     1.58倍(1.38)

 以上、第1回進路希望状況調査の結果について速報の形でお届けしました。詳しい分析等を引き続き掲載する予定です。

 

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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