加須市の花咲徳栄高校出身のプロ野球選手10人が集結した少年野球教室(加須市野球連盟主催)が18日、加須きずなスタジアムで開かれ、市内と近隣市の少年野球チーム14チーム、277人が手ほどきを受けた。スタジアムには多くのファンも訪れた。
子どもたちに捕手の基本を教えるオリックスの若月健矢捕手=加須市の加須きずなスタジアム
集まったのは、パリーグでは、オリックスの若月健矢捕手(27)、埼玉西武の愛斗外野手(25)、西川愛也内野手(23)、北海道日本ハムの長谷川威展投手(23)、福岡ソフトバンクの井上朋也内野手(19)。
セリーグでは、横浜の楠本泰史外野手(27)、広島の高橋昂也投手(24)、韮澤雄也内野手(21)、中日の清水達也投手(23)、味谷大誠捕手(19)。
加須市出身でリーダー的存在の若月捕手は、オリックスを日本一に導き注目度抜群。「地元で少年野球教室ができるのは幸せ。徳栄出身のプロ野球選手で1チームつくれそうですね」と笑顔で話した。
若月捕手は、キャッチングや送球など捕手の基本を指導したり、少年たちと輪になって歓談して質問に答えた。プロ野球投手の球速や変化球のすごさや投手の特徴を話したり、プライベートな家族のことなども教えた。
北川辺ウォーターズの田川太一捕手(12)は「若月捕手はかっこいい。チームをよくまとめている。目標にしたいと思う」。水深ワールドナインの杉田歩望(あゆむ)捕手(10)は「分かりやすく教えていただいたので、よく理解できた」と話した。
野球教室は、それぞれの選手が得意な分野を中心に教えた。ウオーミングアップから始まり、キャッチボール、走塁、投球、打撃、守備など、約3時間にわたって基本を指導した。
花咲徳栄高校出身のプロ野球選手10人が集結=加須市の加須きずなスタジアム
=埼玉新聞2022年12月20日付け11面掲載=
サイト内の
花咲徳栄高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事