2023年2月17日配信
市立浦和2.20倍、大宮・理数2.65倍
令和5年度(2023年度)埼玉県公立入試の志願先変更が16日、終了しました。
埼玉県教育委員会からは、17日、確定情報が発表されています。
■埼玉県教育委員会発表→
令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜志願確定者数(令和5年2月17日掲載)(PDF:466KB)■埼玉県発表→
令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における入学志願確定者数について
■各学校の志願者数等を情報提供している「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」
全日制の志願者総数は3万9921人で、前年同期より344人減っています。倍率は1.11倍で、前年同期の1.10倍をやや上回りました。
◆学科ごとの状況
学科ごとの志願者数及び倍率は次のとおりです。
(前年同期 1.14倍)
(前年同期 0.98倍)
(前年同期 0.93)
◆学校ごとの状況
1普通科
(1)倍率上位校
※カッコ内は前年同期倍率(以下同じ)
【全県】
01 市立浦和 2.20(2.13)
02 川口市立 1.94(1.83)
03 浦和 1.55(1.30)
03 川口市立・スポーツ科学1.55(1.25)
05 浦和南 1.46(1.47)
06 浦和西 1.45(1.56)
06 越谷南 1.45(1.40)
08 大宮 1.44(1.47)
08 和光国際 1.44(1.43)
10 越ヶ谷 1.43(1.37)
11 浦和北 1.41(1.11)
11 川越南 1.41(1.41)
13 川越 1.40(1.45)
14 川越女子 1.36(1.35)
14 市立川越 1.36(1.48)
16 浦和一女 1.35(1.47)
17 所沢 1.34(1.32)
17 蕨 1.34(1.48)
19 春日部 1.31(1.26)
19 所沢北 1.31(1.43)
以上が全県でみた普通科倍率上位20校です。
南部地区の学校が10校、西部が7校、東部が3校で、北部地区の学校はありません。
市立浦和は2年連続の2倍超えです。川口市立は普通科、スポーツ科学ともに前年より上がりました。浦和は前年の1.30倍から大きく上がり3位に浮上しました。浦和北は1.11倍から1.41倍と急上昇しました。前年より募集人員が40人少ないこともありますが、年々人気が高まっているようです。
次に地区ごとに上位校をみて行きます。
1.10倍以上の学校です。
※校名左側の数字は全県順位を示しています。カッコ内は前年同期倍率です。
【東部地区】
06 越谷南 1.45(1.40)
10 越ヶ谷 1.43(1.37)
19 春日部 1.31(1.26)
21 不動岡 1.30(1.23)
32 越谷北 1.17(1.45)
34 草加東 1.16(1.08)
37 草加西 1.14(1.04)
40 春日部女子1.13(1.01)
40 久喜 1.13(1.09)
45 庄和 1.12(0.90)
48 越谷東 1.10(1.00)
48 松伏・情報ビジネス
1.10(0.60)
【西部地区】
08 和光国際 1.44(1.43)
11 川越南 1.41(1.41)
13 川越 1.40(1.45)
14 川越女子 1.36(1.35)
14 市立川越 1.36(1.36)
17 所沢 1.34(1.32)
19 所沢北 1.31(1.43)
25 豊岡 1.23(1.21)
36 新座柳瀬 1.15(1.14)
37 坂戸 1.14(1.07)
40 松山女子 1.13(1.08)
46 狭山清陵 1.11(1.13)
48 川越西 1.10(0.97)
【南部地区】
01 市立浦和 2.20(2.13)
02 川口市立 1.94(1.83)
03 浦和 1.55(1.30)
03 川口市立・スポーツ科学
1.55(1.25)
05 浦和南 1.46(1.47)
06 浦和西 1.45(1.56)
08 大宮 1.44(1.47)
11 浦和北 1.41(1.11)
16 浦和一女 1.35(1.47)
17 蕨 1.34(1.48)
22 川口北 1.28(1.27)
23 南稜 1.27(1.31)
24 伊奈学園 1.24(1.19)
26 浦和東 1.22(1.27)
26 大宮光陵 1.22(1.16)
28 上尾 1.21(1.06)
28 岩槻 1.21(0.96)
30 大宮南 1.19(1.11)
31 川口 1.18(1.16)
32 鳩ヶ谷 1.17(1.26)
34 与野 1.16(1.23)
37 川口東 1.14(1.02)
48 大宮北 1.10(1.11)
【北部地区】
40 熊谷 1.13(1.10)
40 熊谷女子 1.13(1.08)
46 深谷第一 1.11(1.15)
48 熊谷西 1.10(1.13)
(2)定員割れ校
全県で24校(2コース含む)が倍率1.00倍未満であり、いわゆる定員割れ状態となっています。
募集定員に達しなかった学校は欠員募集を行います。各校募集人数は3月3日の入学許可候補者発表(合格発表)の際、明らかになりますが、「入学許可予定者数-入学許可候補者数数」、すなわち「募集人員-合格者」が欠員募集人数となります。
【東部地区定員割れ校】
松伏 0.94
白岡 0.92
羽生第一 0.92
栗橋北彩 0.91
八潮 0.91
岩槻北陵 0.86
三郷 0.82
蓮田松韻 0.62
八潮・体育 0.45
【西部地区定員割れ校】
富士見 0.99
和光 0.98
松山 0.96
日高・情報 0.95
小川 0.94
越生 0.56
鳩山 0.52
【南部地区定員割れ校】
大宮武蔵野 0.97
桶川西 0.83
上尾橘 0.60
【北部地区定員割れ校】
鴻巣女子 0.95
秩父 0.90
北本 0.86
妻沼 0.85
児玉 0.81
2専門学科
(1)農業 0.91倍(前年0.93)
鳩ヶ谷・園芸デザイン 1.13(1.10)
熊谷農業・食品科学 1.10(1.15)
杉戸農業・生物生産技術 1.03(1.30)
秩父農工科学・森林科学 1.03(0.73)
熊谷農業・生物生産工学 1.01(1.01)
熊谷農業・生活技術 1.00(0.80)
児玉・生物資源 1.00(0.95)
杉戸農業・生活技術 1.00(1.03)
杉戸農業・園芸 1.00(1.00)
上記以外の5校9学科は1.00倍に達していません。
(2)工業 0.87倍(前年0.93)
新座総合技術・デザイン1.58(1.38)
熊谷工業・情報技術 1.45(1.05)
三郷工業技術・情報技術1.33(1.00)
久喜工業・情報技術 1.30(1.00)
越谷総合技術・情報技術1.28(1.45)
新座総合技術・情報技術1.13(1.08)
川口工業・情報通信 1.11(1.06)
浦和工業・情報技術 1.08(1.00)
川越工業・デザイン 1.08(1.25)
熊谷工業・電気 1.05(0.85)
川越工業・建築 1.00(1.43)
上記以外の14校38学科は1.00倍に達していません。
(3)商業 0.91倍(前年0.96)
上尾・商業 1.26(1.06)
所沢商業・情報処理 1.24(1.14)
市立川越・情報処理 1.16(1.50)
新座総合技術・総合ビジネス1.15(0.92)
浦和商業・情報処理 1.14(1.15)
鳩ヶ谷・情報処理 1.08(1.20)
八潮南・情報処理 1.08(1.14)
鴻巣・商業 1.05(0.88)
深谷商業・情報処理 1.05(1.13)
市立川越・国際経済 1.04(1.61)
熊谷商業・総合ビジネス 1.02(0.99)
上記以外の11校18学科(系含む)は1.00倍に達していません。
(4)家庭 1.01倍(前年0.91)
新座総合技術・食物調理 1.18(1.03)
鴻巣女子・家政科学 1.15(1.03)
新座総合技術・服飾デザイン1.13(1.05)
秩父農工科学・フードデザイン1.08(0.90)
上記以外の3校4学科は1.00倍に達していません。
(5)外国語 1.20倍(前年1.25)
蕨・外国語 1.35(1.50)
春日部女子・外国語 1.28(1.33)
南稜・外国語 1.28(1.28)
和光国際・外国語 1.16(1.63)
越谷南・外国語 1.15(0.70)
坂戸・外国語 1.13(1.05)
草加南・外国語 1.10(0.88)
1.00倍未満の学校はありません。
(6)芸術
大宮光陵・美術 1.78(1.05)
芸術総合・美術 1.25(1.15)
大宮光陵・音楽 1.05(0.58)
芸術総合・映像芸術 1.05(1.35)
上記以外の4校5学科は1.00倍に達していません。
(7)理数 1.83倍(前年1.83)
大宮・理数 2.65(2.45)
川口市立・理数 2.05(1.88)
越谷北・理数 1.98(1.63)
大宮北・理数 1.80(1.60)
所沢北・理数 1.55(2.43)
松山・理数 1.55(1.68)
熊谷西・理数 1.23(1.18)
1.00倍未満の学校はありません。
(8)その他の学科
いずみ・環境 1.27(1.03)
いずみ・生物 1.24(1.06)
岩槻・国際文化 1.15(0.78)
大宮東・体育 1.11(0.99)
常盤・看護 1.03(1.19)
ふじみ野・スポーツサイエンス1.00(0.98)
春日部東・人文と誠和福祉・福祉は1.00倍に達していません。
3総合学科 0.95倍(前年0.93)
幸手桜・総合学科 1.05(0.75)
川越総合・総合学科 1.04(1.16)
滑川総合・総合学科 1.01(0.96)
寄居城北・総合学科 1.01(0.91)
上記以外の5校5学科は1.00倍に達していません。
学力検査当日までに若干の志願取消者が出ると予想されます。また、当日欠席も見込まれます。そのため当日の志願者数・倍率は変動する可能性があります。
定員に達しない場合、欠員募集が行われますが、同じ学校に複数の学科があり相互に第二希望を認めている場合、現時点では定員割れであっても結果的に定員が満たされ、欠員募集が行われないこともあります。合格発表当日の県発表資料で確認してください。
(教育ジャーナリスト 梅野弘之)
=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=
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