埼玉新聞社高校受験ナビ受験コラム・ニュース埼玉県公立高校入試のことなら「埼玉県立総合教育センター」ＨＰへ

埼玉県公立高校入試のことなら「埼玉県立総合教育センター」ＨＰへ

　「埼玉県立総合教育センター」のホームページ（ＨＰ）の入試情報は、高校選びから受験直前期まで、受験生活で直面するさまざまな場面で役に立つ情報が詰まっている。この記事ではシーン別でのお勧めの使い方を紹介する。

❶自分を伸ばせる高校を探したい

　「県立学校魅力発信サイト」の「県立学校の活性化・特色化方針」では、県内公立高校全校の情報が一覧でまとまっている。５０音順なので、気になっている高校を見つけることが簡単。閲覧できる資料には、「目指す学校像」や「求める生徒」などの項目が盛り込まれた統一フォーマットでの各校の記載があるので、学校の特徴の違いが読み取りやすい。
　サイト内には、農業・工業・商業・家庭・看護・福祉の専門高校の魅力をまとめた動画も用意している。

❷説明会のスケジュールを組みたい

　コロナ禍で事前申し込みが主流となった学校説明会。参加には、各校のＨＰからの申し込みが必要となるケースが多いが、説明会日程を掲載するＨＰの箇所が学校ごとに異なるため、日程がすぐに見つけ出せないこともある。「学校説明会情報」では、東・西・南・北部、市立、定時制・通信制ごとに各校の説明会日程を掲載しているため日程の確認に役立てることができる。また資料には各校ＨＰのリンクもついているため、そのまま申し込みを希望する学校のＨＰへ移ることができる。

❸公立入試の過去問をチェックしたい

　「過去の入学者選抜学力検査」からは過去３年分の問題やリスニングの音声がダウンロードできる。「学力検査結果・解説」では、小問別正答率、問題出題の意図や詳しい分析・解説、学習の進め方などがまとめられているため、問題を解き終わった後で確認をしてほしい。今年２月２２日に行われた「令和５年度入試」の解説は、７月に掲載が予定されている。

❹新たに発表された入試情報を確認したい

　学校選択問題採用校や、問題の出題範囲、各校の募集人員、各校の志願者倍率など多くの情報が配信される公立高校入試。「新着情報」では、新着順で情報を閲覧できるため、古い情報と混同せずに情報を確認することができる。同センターが運用するＴｗｉｔｔｅｒは、新着情報と連動しているためフォローをしておくと便利。

埼玉県立総合教育センターからメッセージ

埼玉県立総合教育センター　青木孝夫所長

　皆さんに素早く正確な入試情報を確認してもらおうと、当センターではＨＰを昨年７月にリニューアルしました。過去問題や入試相談窓口の案内はもちろんですが、まずは高校の情報を収集するための入口としてこの「県立学校魅力発信サイト」を活用していただければと思っています。
　県内にはさまざまな特色を持った高校があります。例えば専門学科を設置する高校では、普通科とは異なり、校名や学科名を聞いても、一体どんな授業が行われているのか分からないことがあるかもしれません。また、進路先も大学など多様です。当センターのＨＰでは、そんな方でもイメージが湧きやすいように専門高校の魅力を動画で紹介しています。
　最終的には各学校が用意する説明会や体験会などに足を運ぶことが一番大事です。すぐに行動に移せるよう、早いうちからこまめに情報収集する習慣を身に付け、自分の夢ややりたいことを探してください。