自転車利用者にヘルメット着用を呼びかける動画の一場面
4月から全ての自転車利用者へのヘルメット着用を努力義務化とする改正道交法が施行されたことに伴い、県警交通総務課は自転車ヘルメット着用推進の啓発動画を制作した。大宮駅やさいたま新都心駅前などの大型ビジョンで放映しているが、県民へさらなる周知を図ろうと、JR埼京線や川越線の電車内や商業施設などの電子看板でも呼びかける。
制作した啓発動画は「みんなで『カチッ』と!自転車ヘルメット!」と題し、3月下旬から県警の公式チャンネル(ユーチューブ)で配信している。学生編と成人編があり、学生編には県警が自転車ヘルメット着用モデル校に指定している県立熊谷高校、私立埼玉栄中学・高校の生徒や教員らが出演している。
交通総務課が2月3~14日に久喜駅周辺やイオン与野店周辺など一般の自転車利用者が多い場所4カ所で約1200人に行った調査では、ヘルメット着用率は3・3%と低水準だったという。5月は自転車月間で、20日までは春の全国交通安全運動期間。同課は「動画を契機に着用率を上げていきたい」としている。
=埼玉新聞2023年5月14日付け16面掲載=
関連記事
きょうから春の全国交通安全運動 モデル校指定で自転車ヘルメット着用促進
サイト内の
熊谷高校の基本情報は→こちら
埼玉栄高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事