麦わら帽子の巨大アート作品
完成したキャップアートを紹介する生徒=23日、春日部市南1丁目、三井ショッピングパーク ララガーデン春日部
持続可能な開発目標(SDGs)の普及に向け、春日部女子高校の生徒が23日、春日部市南1丁目の「三井ショッピングパーク ララガーデン春日部」で、キャップアートを制作した。同校美術部の生徒が原画を描き、キャップを貼り付け巨大アートに仕上げた。
市とララガーデン、同校が連携し昨年から取り組んでいる。市内公共施設や店舗で集めたペットボトルのキャップを使用し、世界の子どもたちにワクチンを届けようという試み。
この日は、午前10時~午後4時まで、同校美術部員16人が交代で制作に取り組んだ。生徒の頑張りに地域住民や店舗利用者も支援。6400個のキャップを貼り付けると、春日部特産の麦わら帽子をかぶったりんとした女性の横顔が浮かび上がった。
作品は8月末までララガーデンに展示。会場でキャップの回収を行うとともに、プラスチック資源のリサイクル、適正な分別・回収を呼びかけている。同部2年の中村真子さんは「地域の方も協力していただき、素晴らしい作品ができた」と話している。
=埼玉新聞2023年7月26日付け10面掲載=
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本校は、明治44(1911)年に全国で3番目の実科女学校として開校し、現在までに卒業生は28,000人を超えています。女子伝統校として高雅な品格と思いやりの心を醸成しています。生徒は緑豊かな環境の中、のびのびと自分らしさを発揮しながら充実した高校生活を送り、卒業後は国公立、私立の有名大学に多数進学しています。また、平成8年度には普通科に加え外国語科を開設し、国際社会に貢献できる人間を育成しています。
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