「あきそらこっぺ」を開発した生徒と「そらいふ」関係者=県立深谷商業高校
県立深谷商業高校(新井秀明校長、生徒数818人)の3年生4人が、コッペパンを使った商品「あきそらこっぺ」を開発し、同校文化祭で販売した。
考案した生徒は、小田中真悠愛さんと細川陽愛(ひより)さん、近藤健さん、正田和輝さん。商品開発の授業で取り組んだ。キッチンカーで「あんばたーコッペパン」やホットドッグなどを販売している移動するパン工房「そらいふ」(熊谷市)が協力し、誕生した。
種類は焼き芋風味とカスタードブリュレの二つ。バーナーであぶっているのも特徴で、一つのコッペパンを二つにして使用した。秋の食材にこだわった焼き芋風味は、焼き芋みたいな味。カスタードブリュレは、パリッとした表面で優しい甘さにした。価格は2種類1組で370円。午前10時から販売開始。午後1時には242食が完売する人気だった。満足してもらえる味の調整が大変だったという。
商品名「あきそらこっぺ」がひらめいた小田中さんは「目の前で買ってもらい、おいしいといわれてうれしいです」とほほ笑み、対応に追われていた。
「そらいふ」の新井航平代表(31)と代表補佐の松本雅美さんは「立派にできて、遣りがいがありました。ネーミングもかわいいです」と生徒の頑張りを褒めた。
=埼玉新聞2023年10月7日付け11面掲載=
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