第６８回　埼玉県学校新聞コンクール表彰式

最優秀賞の松山高校など表彰

　第６８回埼玉県学校新聞コンクール（主催・県高校文化連盟、県高校新聞連盟、県高校新聞指導研究会、埼玉新聞社）の表彰式が２２日、県立不動岡高校で行われた。

　各賞を受賞した新聞部員の生徒に、県高校文化連盟新聞専門部の片野秀樹会長から賞状と盾が手渡された。片野会長は「作り手の思いが伝わるものが多く、圧倒されると同時に感心した。新型コロナウイルス感染症の５類移行に伴い、学校行事の制限も緩和されて忙しいとは思うが、今後も楽しんで新聞作りに励んでほしい」とあいさつした。受賞校による活動報告、各都道府県の新聞部が一堂に会する「全国総文祭」の出場報告のほか、参加校が交ざり合っての合評会も行われ、紙面製作の課題などを話し合い、交流を深めた。
　最優秀賞を受賞した松山高校の２年生本郷駿さんは「２年連続の受賞は先輩や取材先の方々の協力あってこそ。今後も感謝を忘れず、日々の活動に励みたい」、埼玉新聞社賞の川越高校の２年生神山翔吾さんは「１年間の活動が評価されてうれしい。合評会もさまざまな学校の強みを知り、吸収できるいい機会になった」と喜んだ。

＝埼玉新聞２０２３年１１月２３日付け２２面掲載＝