質問も受けながら行われた生徒と若手社員の交流会=県立深谷商業高校
県立深谷商業高校(新井秀明校長)の2年生が14日、企業の若手社員と交流した。埼玉県教育委員会と埼玉経済同友会などが主催して初めて実施。生徒は各ブースで1人4企業から話を聞くなどし、自分のキャリアについて学んだ。
交流した企業・団体は38で製造やサービス、金融、公務員などと職種も幅広い。約3分の2が地元の企業と団体になる。
まず、生徒にアンケートし、全生徒が第1希望の企業から説明を受けるようにした。生徒は数人のグループに分かれ、4企業・団体と交流。若手社員も事業内容や業界の現状、やりがい、会社の雰囲気などについて詳細に説明した。
深谷市の沼尻電気工事に入社して3年目の大野愛奈さん(21)は同校卒業生。「どの会社を受けるにしても面接はある」と説明し、「どんな質問がきても答えられるようにしてほしい」と呼びかけた。その対策として「いろんな先生に面接の練習を申し込み、いろんな視点からアドバイスがもらえます」と話していた。
生徒会長の2年生加藤奏生さんは、就職後はその人の頑張り次第というのが分かったという。「進学にこだわらず、就職も視野に入れて今後の進路を考え、自分の適性や周りの意見も聞いて選びたい」と話していた。
=埼玉新聞2024年3月24日付け11面掲載=
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学校の特徴 ~学校からのメッセージ~
商業科・会計科・情報処理科の商業3学科があり、それぞれ特徴を有している。商業科は、ビジネス活動に必要な広い範囲の専門的な科目を学習します。会計科は、簿記会計を重点的に学習します。情報処理科は、ビジネスソフトやマルチメディア実習、プログラミング言語などコンピュータに関する科目を中心に学習します。
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