第69回埼玉県学校新聞コンクール(主催・県高校文化連盟、県学校新聞連盟、県高校新聞指導研究会、埼玉新聞社)の審査会が8日、川越市の県立川越高校で行われた。最優秀賞・県知事賞には松山高校が選出され、3年連続の受賞となった。
意見を交わしながら審査する教諭と新聞部員ら=8日、県立川越高校
昨年11月から今年10月に発行された学校新聞が対象となる。県内21校の高校が参加。記事の企画・内容や整理・編集・技術などの観点を基に審査が行われ、各審査員の得点を集計し順位を決めた。優秀賞は越谷北、不動岡、川越高校が受賞した。幽霊部員の実態に迫った川越南高校が企画賞。男女共学化に関するさまざまなトピックを掲載した浦和高校が速報賞を受賞した。
審査会には各校の生徒も参加した。星野高校2年の金内蓮さんは「みんな闊達(かったつ)に意見を述べていたので、自分も緊張せず発言できた。議論を通じ学べることもたくさんあり、今後の励みにもなった」と話していた。
表彰式は20日午後1時から、加須市の不動岡高校で行われる。
審査結果は次の通り。
【最優秀賞】松山(県知事賞)
【優秀賞】越谷北(高文連会長賞)、不動岡(県議会議長賞)、川越(埼玉新聞社賞)
【準優秀賞】所沢北(新聞連盟賞)、川越東(県教育長賞)、久喜北陽(テレ玉賞)、浦和、星野
【優良賞】川越南、春日部、川口東、熊谷女子、東京成徳大学深谷、所沢、越谷西、川越初雁、細田学園
【観点別賞】企画賞=川越南▽速報賞=浦和▽レイアウト賞=星野▽写真賞=所沢▽部説賞=春日部▽奨励賞=桶川、春日部東、松山女子
=埼玉新聞2024年11月9日付け14面掲載=
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