就職を目指す高校生や大学生がインターンシップで3日間市内企業を訪問し、企業のPR動画を制作するコンテスト「かわぐち学生CMアワード」(川口青年会議所主催)の審査と表彰式が、SKIPシティで開催中だった市産品フェア会場で開かれた。グランプリは「NPO子ども支援ホーム学童保育じゃんぷ」を訪問した県立鳩ケ谷高校2年生の太田真由さんと浦和大学2年生の鈴木怜菜さんと同牧野萌花さんのチームに決まった。
第1回かわぐち学生CMアワードでグランプリの鳩ケ谷高校2年生太田真由さん(中央)と西村大輔理事長(左)、学童保育リーダーの大和壮行さん(右)=川口市内
太田さんらは、子どもも先生も笑顔がはじける楽しい教室を撮影。太田さんは「子どもも先生も一緒に楽しんでいた。先生も元気になれる場所だと感じた」と報告した。浦和大の2人は欠席した。
太田さんは鳩ケ谷高校での部活は卓球部。簿記とパソコンが好きと話し「高校を卒業したら公務員になります。市民の熱い思いを支える公務員になりたい」と話した。
2位は造園業の「グリーンジャパン」を訪問した川口市立高校3年生の小森結さんと安倍遥音さん。3位は「川口信用金庫」を訪問した国士舘大学3年生の渡辺彩夏さんと、跡見学園女子大学3年生の佐藤由梨さんに決まった。
同コンテストは同青年会議所(JC)として初めての取り組み。5月の募集で高大生15人が応募。企業側の応募は8社。企業と学生のマッチングを行い、今年7月から8月にかけて2日から3日間の見学・体験を実施、学生が撮影した。
=埼玉新聞2021年12月1日付け14面掲載=
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