「夢に向かって努力を」
「夢を持ってほしい」と話すプロ野球・中日入りの樋口正修内野手=北本市立東中学校
プロ野球・中日からドラフトで育成3位の指名を受けた北本市の樋口正修(せいしゅう)内野手(24)が22日、母校の同市立東中学校(吉田伸吾校長、生徒数436人)を訪れて講演した。後輩たちに「夢に向かって努力しよう」とエールを送った。講演会は体育館で3年生153人を前に開いた。1、2年生は教室でオンラインで聴いた。
樋口内野手は俊足、好守、好打の選手。右投げ左打ち。177㌢、75㌔。北本東中では陸上部に入り、行田シニアに所属。北本高、駿河台大、BCリーグ埼玉武蔵ヒートベアーズを経てプロ入りした。50㍍5秒7を誇り、足のスペシャリストを目指している。
樋口内野手は「東小1年のときから野球を始めた。最初の夢は全国高校野球選手権大会に出場すること。その後、北本高3年のときにプロ野球選手になる夢になった。理由は、足が速かったから。武器は俊足」と紹介した。
プロ野球へ行くために埼玉武蔵入りすると、かなえるためにいっそう努力した。「埼玉武蔵は全員がプロの意識。僕も成長できた。俊足という長所も伸ばせた」と結んだ。そして、「みんなも夢や目標を持ってほしい。努力すればきっとかなうと思う」と呼びかけた。
東中野球部の投手で3年生の山田晴斗さん(14)は「僕の長所は制球力。僕も努力して、大学へ行っても野球をやりたい」。同じく3年生の小川莉穂さん(15)は「樋口選手は東中の誇り。私も努力して、誇れる存在になりたいと思った」と感激気味だった。
=埼玉新聞2022年12月24日付け11面掲載=
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