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プロへの決意報告「北本出身を誇りに」

 プロ野球・中日からドラフトで育成3位の指名を受けた北本市出身の樋口正修(せいしゅう)内野手(23)=BCリーグ埼玉武蔵ヒートベアーズ=が2日、北本市の三宮幸雄市長を表敬訪問し、報告した。樋口内野手は「北本市出身を誇りに頑張る」と躍進を誓った。

 

三宮幸雄市長(左)を表敬訪問した樋口正修内野手=2日午後、北本市役所

 

 樋口内野手は俊足、好守、好打の選手。右投げ左打ち。177㌢、75㌔。北本東小1年から野球を始め、北本東中(行田シニア)、北本高、駿河台大を経て埼玉武蔵で2年プレー。50㍍5秒7を誇り、1年目は40盗塁、2年目は25盗塁を挙げた。今年の打率は3割6厘。主に二塁手を務めた。
 樋口内野手は「プロとしてはスタートライン。これからが勝負になる。夢の舞台に立つことができるように、1日1日を頑張っていきたい。足のスペシャリストを目指したい」と意欲を話した。
 三宮市長は「中日からの指名おめでとう。俊足だということは以前から聞いていた。君の得意の個性(俊足)にみがきをかけて、誰も追随できない選手になってほしい。青少年に夢を与えてほしい」とエールを送った。
 埼玉武蔵の角晃多球団社長(31)は樋口内野手について「誰よりも練習した選手。指名を受け、練習は裏切らないと思った。当球団からは8人目のプロ野球選手が誕生することになる」と紹介した。

 

=埼玉新聞2022年11月12日付け11面掲載=

 

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