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令和3年2月実施「令和3年度埼玉県公立入試」平均点発表

 国語・数学(学力検査)・社会・英語(学校選択)で60点を超える

 埼玉県教育委員会は4月22日までに「令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況【確定版】」を発表しました。

 注目された各教科の平均点は次のとおりです。

(カッコ内は前年)

 ▽国語 68.7点(57.2点) 前年比 プラス11.5点

 ▽社会 62.6点(55.4点) 前年比 プラス 7.2点

 ▽数学 62.2点(67.9点) 前年比マイナス 5.7点

 ▽理科 56.2点(51.1点) 前年比 プラス 5.1点

 ▽英語 51.4点(52.2点) 前年比マイナス 0.8点

 ▼数学(学校選択) 56.0点(55.2点) 前年比プラス0.8点

 ▼英語(学校選択) 61.6点(58.9点) 前年比プラス2.7点

 

 ◆国語は過去10年間では最高点

 学力検査の数学と英語が前年を下回りましたが、それ以外はすべて前年を上回りました。

 7教科中(学力検査5、学校選択2)4教科で60点を超えました。

 国語は一気に11.5点上昇し、この10年間では最高となる68.7点でした。

 昨年、大幅上昇が話題になった数学(学力検査)は、5.7点下がりましたが60点台をキープしました。

 社会は、この10年間では2番目に高い62.6点でした。

 一昨年度までは40点台が3教科ありましたが、昨年度は40点台がなくなり、数学(学力検査)が初めて60点台に乗りました。さらに今年度は国語・社会・英語(学校選択)も60点台に乗りました。全体的に平均点は上がる傾向にあります。 

 平均点が上がる場合、いくつかのパターンが考えられます。たとえば、上位者が大きく点数を引き上げるパターン、中下位者の点数が上がるパターンなどです。これについては7月上旬までに発表される見込みの詳細データを見る必要があります。

 数学(学力検査)では、昨年度から、独立小問で構成される大問1の問題数と配点が増えました。また、理科でも独立小問で構成される大問1の配点が増えました。これは今年度も継続しています。

 この2年間で、幅広い分野・単元から基礎・基本的な問題を多く出題するという方針が明確に示されました。

 平均点が上がったことで、「入試が簡単になった」と誤解してはいけません。合格に求められる点数が以前より上がったということです。イージーミスが許されない入試になったということです。また、不得意な教科・分野・単元がある人にとって、むしろ難しい入試になったとも言えます。

 いま一度、気持ちを引き締めて、令和4年度入試に向けて動き始めましょう。

 

埼玉県公立入試・埼玉県教育委員会からの情報は→こちら

(教育ジャーナリスト・梅野 弘之)

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