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熊谷工業高校と日川高校(山梨)ラグビー部OB熱戦

創部75周年で記念試合

 創部75周年を迎えた県立熊谷工業高校ラグビー部と県立日川高校ラグビー部(山梨)のOBによる記念試合が3日、熊谷ラグビー場で行われ、30~50代のOBら約70人が楕円(だえん)球がつなぐ交流を深めた。

 

ともに創部75周年を迎え、記念試合で熱戦を繰り広げる熊谷工高と日川高のOBたち=3日、熊谷ラグビー場

 

 同じ年に創部した県立の伝統校同士。熊谷工は花園での全国大会に通算23回、日川は52回出場している。記念試合は熊谷工関係者の呼びかけで実現。熊谷ラグビー祭の一環として行われ、青赤(熊谷工)と赤黒(日川)のジャージーを着た熟年ラガーたちが緑の芝生の上を駆け回った。
 試合は15分のゲームを3本行い、19―10で日川が勝利。トライやタックルが決まると、それぞれの応援席から歓声が上がった。花園大会ベスト4を経験した熊谷工の橋本剛さん(56)は「日川は強かった。久しぶりにOBたちと一緒に汗を流せて楽しかった」と笑顔。同校OBチーム代表の清水保之さん(50)は「このような機会を設けてもらいありがたい。けが人も出ずいい交流ができました」と話した。
 試合後は両チームがゴールポスト前に集まり記念撮影を行った。日川OBチーム代表の根津武久さん(52)は「現役時代から熊谷工をリスペクトしてきた。お互いに長い歴史の中でOB同士のつながりを大切にしている。この年になって、ワールドカップ会場にもなった素晴らしいスタジアムで試合をさせていただけて光栄。今度は山梨に来ていただきたい」と話した。
 OB戦に先駆けて行われた現役チームによる記念試合は熊谷工が55―0で日川に勝った。

 

=埼玉新聞2023年9月5日付け11面掲載=

 

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