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花咲徳栄高校でレスリング五輪壮行会

石黒(日本代表)、赤沢(サモア代表)後輩に「金」誓う

石黒隼士(左から3人目)と赤沢岳(同4人目)にエールを送ったレスリング部員ら=8日、加須市花崎の花咲徳栄高校

 

 パリ五輪のレスリング男子フリースタイル86㌔級日本代表の石黒隼士(自衛隊)と、同65㌔級サモア代表の赤沢岳の壮行会が8日、母校の花咲徳栄高校(関正一校長、生徒数1677人)で開かれた。石黒は「卒業しても応援していただいてありがたい。また(優勝セレモニーで)皆さんとお会いできたらうれしい」。赤沢は「金メダルを目標にベストを尽くしたい」と意欲を見せた。
 2選手とも東京都出身。石黒は在学中に全国高校総体など全国タイトルを六つ獲得した。サモアで結婚した赤沢はサモア国籍を取得。高校在学中は全国高校総体で優勝するなどした。
 関校長は「本校では、東京五輪のボクシング、空手道に続く五輪連続出場の快挙で、名誉に思う。私は県教育委員会にいた時から石黒、赤沢両選手を応援している。本校の先輩として、パリでは精いっぱい戦ってほしい」と激励した。
 生徒会長の山田勘太郎さん(3年)は「パリ五輪ではトクハル・プライドを持って頑張ってほしい。私たちトクハル高生は先輩たちを目標にします。そしてまた、優勝セレモニーができるように祈ってます」と期待を寄せた。
 2選手に、生徒会の山口さゆりさん(3年)と冨沢徳子さん(2年)が花束贈呈を、レスリング部の磯木雄太さん(3年)と藤田宝星さん(3年)が校名入りTシャツを贈り、握手を交わした。吹奏楽部とダンス部による激励演奏と激励ダンスも披露された。

 

=埼玉新聞2024年7月9日付け8面掲載=

 

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