
課題解決のアイデアを発表する生徒ら=坂戸市千代田の筑波大学付属坂戸高校
30歳未満の若者から、埼玉を実証実験のフィールドにして、県内自治体や企業が抱える課題解決の提案を募集する「S.T.A.R.プロジェクト」の事前説明会が、坂戸市の筑波大学附属坂戸高校で開かれた。
同事業は経済産業省令和7年度「地方の若手人材発掘育成支援事業補助金(AKATSUKIプロジェクト)」採択事業。地域デザインラボさいたま、埼玉新聞社、アンクアンドパートナー、デジラボホールディングスが運営する。
プロジェクトは採択したクリエイターに対して、メンターからの指導、最大70万円の開発資金援助、合宿型研修での技術理解など、約5か月にわたり伴走支援。参加無料で、企画書提出と審査会を経て、8月中旬に採択者を決定する。
説明会には、グループ単位でソーシャルアクションに挑戦する学校独自の必修科目「T―GAP(つくさか・グローバル・アクション・プログラム)」に取り組む高校2年生約130人が参加。事業概要の説明後、プロジェクトに携わる秩父市、皆野町、ベルーナの事業領域や課題などをテーマにワークショップを実施した。高校生は約15分の短時間で、課題解決のアイデア出しと提案を行っていた。
メンターを務めるアンクアンドパートナーの斉藤隆秀代表は「事業成功の分岐点は試行錯誤をいかに早いスピードで回していけるかどうか。興味関心のある領域に5か月間本気で向き合うことで、地域や世界を変える面白い取り組みが生まれるのでは」と期待した。
オンライン説明会は6月下旬から実施予定。詳細は同プロジェクトの公式ホームページまで。
=埼玉新聞2026年6月21日付け11面掲載=
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