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詐欺啓発メッセージ動画を作成-川口市立高校と川口工業高校

熱い思い市民に 川口署と連携

 多発する特殊詐欺被害を防ごうと、川口署は地元の高校生と連携し、「作ろう詐欺に強い街 川口市」と題する詐欺啓発メッセージ動画を作成。11日の全国地域安全運動に合わせ、JR川口駅東口の大型ビジョンや市内の大型商業施設、金融機関などを通じて高校生の熱い思いが市民らに届けられた。

大型ビジョンで特殊詐欺被害防止を呼び掛ける川口工業高校の生徒たち=11日午前、JR川口駅東口

 

作ろう!詐欺に強い街

 

 川口署管内では10日現在、今年の特殊詐欺被害認知件数(同署調べ、暫定値)が50件で前年同期比19件増、被害額も1億2043万円と前年同期比でほぼ倍増している現状を踏まえ、特殊詐欺に特化した対策を企画した。

 動画は川口市立高校川口工業高校の生徒会7人ずつが参加し、それぞれ作成。場面は祖父母との思い出から始まる。遊びに行きアイスを買ってくれたこと、落ち込んでいる時に慰めてくれたこと…。「そんなおじいちゃん、おばあちゃんの優しさや思いやりを踏みにじる卑劣な犯罪、それがが詐欺です」と続く。その後、ボードで特殊詐欺の手口を紹介しながら被害防止を呼び掛け「私たちの手で本当に詐欺に強い街川口を作りましょう」と締めくくった。

 川口工業2年で生徒会長の菊池秋哉さん(17)は祖父母との思い出を語る冒頭場面を4、5回撮り直したというが「同世代にも見てもらい、家に帰って(祖父母に)伝えてくれたら、みんなが笑顔になれる」と力説。川口市立2年で生徒会長の西田咲良子さん(17)は文章の分かりやすさを話し合いながら臨んだという。「立ち止まって見てほしい。(祖父母に)会えていない人は連絡を取って(心の)距離を縮めるきっかけにしてくれれば」と願いを込めた。

 川口駅東口のビジョンは午前7時~午後10時。川口工業が毎時12分から、川口市立は同23分45秒から、30秒ずつ、来年3月まで流される。

 

=埼玉新聞2021年10月13日付け10面掲載=

 

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