「保育実習」でパネルシアターー熊谷農業高校

パネルシアターに歓声を上げる園児たち＝熊谷市柿沼のなでしこ第２保育園

　県立熊谷農業高校（梅沢仁校長）生活技術科子どもと福祉コース２年生２３人が、１６日、熊谷市柿沼のなでしこ第２保育園で保育実習を行った。
　年長組２６人の園児の前で、高野優芽さん（１７）、田中心寧さん（１７）、菅原登信美さん（１７）の３人はパネルシアター「くいしんぼうおばけ」を披露した。３人は、約６時間かけ１㍍四方のパネルシアターを制作。うさぎやネズミ、くまのパペットを手作り、おはなし、歌遊び、ゲームを交え子どもたちを楽しませた。
「創作物語にパペットをどのように登場させるか、どうしたら子どもたちを巻き込みながら演じられるか、苦労しました」と３人は声をそろえた。
　かないたいがくん（６）とさくらじまにこちゃん（５）は、「うさぎやお化けが楽しかった。もっとやってほしかった」とにこにこ。同保育園主任の瀧沢加奈子さん（４６）は、「温かみのある手作り作品が素晴らしいです」。日向政子教諭（５５）は、「同校と保育園は１０年以上の交流があります。実践の中で学ばせて頂きありがたい」と話していた。

＝埼玉新聞２０２３年１２月２１日付け１１面掲載＝

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学校の特徴　～学校からのメッセージ～

豊かな自然の中で、生徒たちが協力して「ものづくり」に励み、作る喜び、協力する喜び、完成する喜びを味わっています。部活動も運動部・文化部ともに盛んです。農業高校ならではの「農業クラブ活動」も活発に行っています。