第39回県高校総合文化祭(高文祭)開会式と全国大会の壮行会が8日、さいたま市民会館おおみや大ホールで行われ、県内193校、1379人の文化部、同好会で活動する高校生が参加した。
全国高文祭東京大会壮行会で演奏を披露する山村国際高校の吹奏楽部=さいたま市民会館おおみや大ホール
新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった開会式では、大野元裕知事も出席。「コロナ禍でも仲間を信じ、今日を迎えた皆さんは輝いている。文化芸術の素晴らしさを広く世界に発信できるよう、柔軟性と発想力を充分に発揮してもらいたい」とあいさつした。
生徒代表の大宮工業3年の鈴木伶さんは「通常の活動ができない中、できる限りの活動を続けてきた。全国大会に出場される皆さんは誇りをもって活躍してきてください」とエールを送った。
続いて行われた壮行会では演劇部門で全国大会に出場する秩父農工科学3年の新舩夕莉葵さんが「自分たちで青春を取り戻そうと頑張っている。私たち一人一人、それぞれの色で精いっぱい輝くことを誓います」と決意宣言。その後吹奏楽や器楽、管弦楽演奏、かるた模範試合、演劇、バトントワリングなどが披露された。
高文祭全国大会「東京総文祭2022」は7月31日から開催される。本県からは18部門で410人の生徒が出場する。
=埼玉新聞2022年6月9日付け14面掲載=
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