ラッピングポストの図案化を担当した浦和一女美術部の生徒3人(右)。左は「つなが竜ヌゥ」と日本郵便のキャラクター「ぽすくま」=8日、さいたま市浦和区のJR浦和駅東口
さいたま市は政令指定都市・区制施行20周年を記念し、全10区に1カ所ずつ、ラッピング郵便ポストを設置する。浦和区のお披露目式が8日、JR浦和駅東口駅前で行われ、浦和区役所、郵便局、浦和駅の関係者らが出席して、除幕した。10区共通に市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」をポストの上に配置。ヌゥは浦和区のイメージカラー赤色の帽子をかぶり、ポスト正面と側面に「つながる 浦和」の文字と区の花ニチニチソウなどが描かれている。
デザインは、浦和区内の高校生や市民団体が参加した浦和ネクストステージプロジェクトが検討し、県立浦和第一女子高校美術部の生徒らが図案化した。歴史を感じられるまちにしたいとの思いが込められ、レトロ感のある文字に、平和の象徴として県民の鳥シラコバトも描かれている。
お披露目式に出席した同校美術部部長の2年鈴木里菜さん(17)は「話し合いや修正を重ねてきて、きれいにプリントされたポストを見ると、やっぱりうれしい」。中心的に活動した前部長の3年倉橋明日香さんは部活動を引退しており、「先輩の力、技術を改めて感じた」と語った。
1年の下坪凜々子さん(16)は「浦和区の花ニチニチソウを強調して、浦和区っぽいデザインにできた」。1年の森栞織さん(15)は「レトロな雰囲気や色味が出ていたので良かった」と話していた。
記念ポストの披露は、浦和区が最初で、他の区でも順次、公開していく。
=埼玉新聞2023年10月12日付け10面掲載=
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