18人が飛躍誓う
プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの埼玉武蔵は18日、鴻巣市中央のクレアこうのすで新入団選手の記者会見を開催し、元ロッテの清田育宏外野手(37)や国際学院高の田村剛大捕手(18)ら18人が飛躍を誓った。
今季から指揮を執る西崎幸広新監督は「全員に期待している。非常に活気があるが、まだまだ実力、レベル的には低い。伸びしろがある選手が多いので頑張ってもらいたい」と激励した。
続いて実施された出陣式では、応援ソングに合わせたダンスや質問コーナー、サイン会などを行い、選手を一目見ようと駆け付けたファンらと交流した。
西崎監督(中央)を囲み活躍を誓う埼玉武蔵の新入団選手たち=18日、鴻巣市中央のクレアこうのす
「野球好き」再起を期す
元ロッテの清田
元ロッテの清田が埼玉の地で2年ぶりの現役復帰。「やっぱり野球が好き。もう一度応援してくださった方にユニホーム姿を見せたい」と再起を誓う。
2009年ドラフト4位でロッテに入団。15年にはベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。現役から離れた2年間も毎日5㌔のランニングを続け、昨季は解説者としてBCリーグに携わってきた背番号8は「長くやるつもりは全然ない。1年間全力でやって優勝の力になれるように」と決意を新たにした。
地元からプロへ
国際学院高の田村捕手の話
高校で頑張ってよかった。アピールポイントは元気なところ。チームで一番声を出したい。これも何かの縁なので、地元の埼玉からプロに行けるように頑張りたい。
野球できる喜び
北本高の加納投手の話
高校野球が終わった段階でプロは遠ざかっていたので、地元でもう一度野球ができることに喜びがある。変則的なフォームで打者を翻弄(ほんろう)していきたい。
思いが強かった
山村学園高出の矢口投手の話
本当は去年入りたかったが縁がなかった。地元が好きでベアーズでやりたいという思いが強かったので、慣れ親しんだ土地で野球できるのが一番うれしい。
埼玉で羽ばたく
川口市出身の長坂投手の話
長坂なら大丈夫という安定感のあるピッチングを見せたい。18歳から富山の社会人チームにいてやっと埼玉に戻ってきた。僕の羽ばたく場所はやっぱり埼玉県!
=埼玉新聞2023年3月19日付け8面掲載=
サイト内の
国際学院高校の基本情報は→こちら
北本高校の基本情報は→こちら
山村学園高校の基本情報は→こちら
カテゴリー
よく読まれている記事